私が全員引き取って幸せにしてやるｯ！【苺】

5話 ページ7

今日はななもりくんが初めての学校
心配だけど学校まで送り届けてばいばいした
そのあとはいつも通り

ス「あの、これなんですけど」
『あ、このデータは編集部に送っちゃって大丈夫』
ス「分かりました」

普通に仕事をしてたら

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

私のスマホが鳴った
見てみると非通知だった
まさかと思って出てみたら

『はい、華風です』
警「あ、華風さん！」
『あ、こないだの』
警「はい、あの預かってもらいたい子がいるんですけど…」
『もうですか？』
警「ダメそうですか？」
『いや、大歓迎ですけど』
警「中学1年生の男の子です」
『じゃあ迎えに行きます、何時ごろがいいですか？』
警「いつでも大丈夫ですよ」
『じゃあ3時30分頃に迎えに行きます』
警「お願いします」

中学生か…
反抗期の時期だなぁ
男の子ならゲーム好きかな

『ねぇ』
ス「はい？」
『中学生が好きそうなゲームってある？』
ス「うーん…あ！戦闘ゲームとか」
『戦闘ゲームか…』
ス「あとは無難にレースゲームとかですかね」
『なるほどね、勉強になったありがと』
ス「いえいえ！」
『あ、そうだ』

みんなに3時頃に終わること言わなきゃ

『みんなー！注目！』
ス「はーい」
ス「どうしました？」
『今日私3時にあがるからみんなも適当にあがってね？』
ス「仕事残ってますって」
『大半は昨日終わらせたから安心しな』
ス「社長つえー」
『今日はみんな3時あがりにしちゃう？』
ス「まじすか？」
『給料は5時までで出しとくからさ！』
ス「うわ…この会社入ってよかった」
ス「ホワイトすぎる」
『あははｗ保育スペースも気軽に使ってよー？』
ス「はーい」

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