36話 ページ43
『さとみくんのロミオ役かっこよかったなぁ』
さ「まだ言ってんの?」
『あれは受け継がれるかっこよさ』
こ「えー何それ」
『ビデオあるけど見る?』
さ「な"ッいつの間に…」
る「見たいです!」
ジ「俺も〜」
な「見よ見よ」
さ「恥ずかしいからやめろ」
こ「再生」
さ「おいッ!」
⬇めっちゃ長いから読まなくても大丈夫です。
実際のロミジュリです
※ロミジュリはさとみくんと莉犬くんなのでBL
では無いのですが苦手な方は控えた方が良い
かと…
さ『そうあれは3日前。ちょうど夕闇のマントを着た夜を迎えるために、太陽神ヘーリオスが手綱(たずな)を引き締める時間だった。僕は橋の欄干にもたれながら、漂う水面(みなも)に不思議な寂しさを感じて、はっとして我に返った瞬間、美しい女神が友達を連れて、そっと微笑みながら近づいてくるのだった。その澄んだ瞳は、幼子のようにあどけなく、美しい笑顔は、咲きたての白百合のように瑞々(みずみず)しかった。そして神々の創りたもう女神が、何の準備もなく、突然現われた時の僕の動揺といったら、胸の高鳴りといったら!』
「ロミオ、ロミオ、しっかりしろ」
『彼女は友達を連れていた。森の妖精ほどの価値をもつ友達の魅力も、比類ない神の芸術品に従うことによって、なんと哀れで俗物であったことか!なんとみすぼらしく、取るに足らないものであったことか!』
「分かった、もう分かったから、すこし落ち着け」
さ『失敬な。僕はいつだって沈着冷静だ』
ジ「これを噛まずにスラスラと…」
さ「どれだけ特訓されたことか…w」
さ『踊って下さいますか』
莉『喜んで』
る「この人可愛いですね…」
さ「男だけどな」
さ『ああ、声でなくてもいい。もし答えが僕の望み通りであれば』
莉『あれば?』
さ『唇をとがめないで欲しい』
(ロミオ、ジュリエットにキスをする。ジュリエット、ロミオにキスを返す。2人、見つめ会ってしばらく踊る。)
こ「き、キス…」
さ「あははwまだあるぞー?」
さ『ああジュリエット、お別れのキスを』
な「恥ずかしくないの…?」
さ「男同士だしなぁ」
莉『ああ、ロミオ様、ロミオ様! なぜあなたは、ロミオ様でいらっしゃいますの?』
る「見れば見るほど女性ですが…」
さ「女装だし」
る「普通はどんな感じなんですか?」
さ「写真あったはず…」
こ「雰囲気あの人に似てない?」
る「ですよね」
さ「あ、これだ」
こ「え、これ…」
る「莉犬…?」
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ユキ遊び(プロフ) - 月さん» 嬉しいです…!ありがとうございます! (2022年8月10日 16時) (レス) id: 914dd75ffa (このIDを非表示/違反報告)
月 - 主様の小説、とても楽しく読ませていただいています!色々な事があって大変だとは思いますが、私は主様の投稿される小説大好きですよ!これからも応援します!頑張ってください!! (2022年8月10日 14時) (レス) @page38 id: 36d57d9a8d (このIDを非表示/違反報告)
ユキ遊び(プロフ) - 花音さん» ありがとうございます! (2022年6月6日 18時) (レス) id: 914dd75ffa (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - ユキ遊びさんお帰りなさい( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆作品はゆっくり更新で大丈夫ですからね(*´-`)無理そうだなって思いましたらその時は作品をお休みして心身共にゆっくりして下さいね(*´-`) (2022年6月6日 18時) (レス) id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ遊び(プロフ) - みんとさん» そうなんですよ!公式でも言われてるんですけど、√で笑顔や幸せが2倍になるように。という意味でるぅとになったらしいです! (2022年6月6日 17時) (レス) id: 914dd75ffa (このIDを非表示/違反報告)
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