22話 ページ26
ー次の日ー
ジ「おはよぉ」
『おはよ、ジェルくんは早起きだね』
ジ「そぉ?いつもこんくらいやで」
『まだ6:00だよ?』
ジ「うん」
この年の子ならもう少し寝ててもいいと思うんだけどなぁ
ジ「そう言えば昨日学校でな、6年生が迷子になったって先生に言われたで」
『迷子…?』
ジ「昨日の昨日からいなくなったんやって」
『なんでか分かる?』
ジ「双子の弟と揉めたって聞いたけど…」
家出の可能性も無くはない
でもそんなニュース見てないから警察沙汰にはなってないのかも
家出してたら普通次の日にニュースで流れるはずだし
『双子…分かった。教えてくれてありがとう』
ジ「どういたしまして!」
ジェルくんと朝ごはんの用意をしながらおしゃべりをしていたら7:00になった
『ジェルくん、2人起こしてきてくれる?』
ジ「うん!行ってくる!」
『お願いねー』
2人で話しててもぎこちない感じも無かったし…
笑顔で話してくれる
やっぱり子供は笑顔が1番!
さ「…はよ"…」
な「おはよー…」
『2人ともおはよ、朝ごはん出来てるから顔洗っておいで』
さ「ん…」
な「はーい」
さとみくんは朝が弱いのかテンションがものすごく低い
寝起きの声は乾燥しているのかガサガサだった
加湿器置こうかな
な「わぁ…美味しそう!」
さ「ジェルが作ったの?」
ジ「俺とお母さんで作ったんやで!」
『楽しかったね』
ベーコンエッグとトースト
コーンポタージュはジェルくんの手作り
サラダは2人で盛り付けた
ジ「トーストのやつまたやりたい!」
『早く起きたらやろうね』
ジ「うん!」
さ「あー秒速トースター?」
『そーそれ』
な「なにそれー」
『お休みの日にやろうね』
な「やった!」
『よし!じゃあご飯食べよっか』
全「「「『いただきます!』」」」
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