推しが義兄とか私前世に何かした！？４【橙】

123話 ページ10

ころんside

るぅとくんがそらに連れていかれて数分したら顔真っ赤にして戻ってきたからまさかとは思ったけど…

こ「付き合うことになったと」
る「はいぃ…」
莉「おめでとぉぉ！」
こ「よかったね」
る「ありがとうございます！」

いや、これでも内心めちゃくちゃうれしいからね？
今すぐ抱き着いて祝ってあげたいけどキャラじゃないから無理
ごめんよるぅとくん

こ「今度ごはん行こうね、3人で」
莉「ころちゃんの奢り？」
る「ほんとですかー？ｗ」

いつもならなんでだよ！とかなってたけど全力で祝えない分こういうので祝えたらいいし

こ「今回だけだよ」
る「え、まじですか」
莉「めずらしぃ」
こ「お寿司ね」
る「やったー」
莉「わーい」


さとみside

そらがるぅとをへやに呼んだあと戻ってきたら二人ともバラバラになるから
どうしたもんかと思ったらちょった恥ずかしそうに

『るぅちゃんと付き合うことになりました』

だってさ
心配して損したわ

な「おめでとぉ！」
『ありがと』
ジ「よかったなぁ…」
『兄さんのおかげ』

なんか元気なくね？
気のせいか？
いや…

さ「元気ない？」
『い、いや？そんなことない』
な「元気ないの！？体調悪い！？」
『ううん！元気！』
ジ「どないしたん？」
『…うれしいというか…なんだろ…心臓がバクバクしててさ…』

うわぁ…
乙女だわ

大人「「「青春してんなぁ」」」
『は…？』
さ「懐かしーそういう青春」
ジ「青春といえば恋やんなぁ」
な「そうだねぇ…あ、そらの初恋は？やっぱるぅちゃん？」

確かにそれ気になるな…
この様子だと初恋はるぅとか？

『まーね』
さ「いいなぁ…俺も恋してー」
こ「嘘つけ」
さ「てめぇ…」

いきなり出てきてそれはないだろ

る「ていうか、初恋って僕なんですか？」
『うん！るぅちゃんが初恋』
莉「まじ？」
『まじ』

以外だなぁ…

さ「顔良し性格良しなのに今まで彼氏ゼロ？」
『本当に好きだと思う人としか付き合わないからね』
こ「じゃあるぅとくんのことは本気で好きなんだ？」
『うん、大好き』
莉「よかったねるぅちゃん」
る「ちょっと恥ずかしい…」
な「あのるぅちゃんが…」
ジ「照れた…？」

今日も平和だなぁ
とかなんとか考えながらいつもの光景を眺めた

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