記憶を失って【苺】

22話 ページ22

るぅとside

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

なーくんの部屋から何かが落ちる音が聞こえた
どうしたんだろ…

る「なーくん!?大丈夫ですか!?」

…返事がない

る「入りますよ!?」

そう言ってドアを開けた
瞬間

ｸﾞｲｯ

る「!?」

誰かに引っ張られた
部屋は真っ暗で何も見えない

ﾄﾞｻｯ

る「なー…くん…？」

ベッドに投げられた

な「なんなんだよ…ｯ」

ぁ…
この声、奈々様の…ｯ

る「申し訳ございません…ｯ」
な「うるさいｯｯお前のその顔を見てるとイライラするんだよｯ」

そう言って奈々様は拳を振り上げて
そのまま力強くおろした
僕は押さえ付けられてて
あぁ、またか…なんて思いながら
抵抗なんてしないで奈々様に従った

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