私が全員引き取って幸せにしてやるｯ！3【苺】

125話 ページ42

『今日か…』

あの電話から1週間
色々話し合ってお金を渡すタイミングで捕まえる事になった
今から向かう

『留守番お願いね』
さ「任せとけ」
こ「母さんどこか行くの？」
『うん、すぐ帰ってくるから』
莉「気をつけてね」
『大丈夫、私強いもん』
る「そういう油断がいけないんです」
『絶対帰ってくるから、ね、約束』
な「…や、やだよ」
『え？』
ジ「なーくんどないしたん？」
な「俺の母さん、いつもそう言って…」

そっか…
ななもりくんのお母さん病気だっけ

『大丈夫、少しお話してくるだけだから』
な「じゃあなんでそんなに大きいバッグ持ってくの？」
『んー…』

みんなを怖がらせないために何も言わなかったけどこれは言った方がいいのかな…
でも時間がなぁ
あ、さとみくん達…に任せっきりもなんだかなぁ

『帰ってきたら話すよ』
さ「俺たちが話そうか？」
『任せっきりも良くないし』
莉「分かった、行ってらっしゃい」
『行ってきます』

最後にななもりくんの頭を撫でてから家を出た

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