１３４小節目 ページ10
「あ、でも指輪だけはやめてあげてね」
『指輪…わかりました！ありがとうございます！』
「お待たせしました〜」
「おっ！パンケーキ大っきい〜」
『わぁ…！！いただきまーす！！！』
指輪以外なら何でも喜んでくれる…シンユーからのプレゼントだからって意味でも嬉しい。ふわふわのパンケーキを口に運びながら何が良いか考える
「…ふふっ。ねぇお姉さんにも一口ちょーだい！」
『もちろんです！なんならシェアしましょシェア！』
「あらいいの〜？じゃお言葉に甘えて…いただきまーす！う〜ん！美味しい！」
『！』
幸せそうに食べるシャッキーさんの笑顔がリードさんに見えたその瞬間、彼にプレゼントしたいものが頭をよぎった
…ちょっと時間はかかるけど、これしかない
『シャッキーさん、ありがとうございます』
「いーってことよ！リードのシンユー？なんでしょ！これからもドンと頼って頂戴！」
『おぉ〜…！』
シャッキーさんの提案でいつでも助けを求めれるように連絡先を交換した。魔インのアイコン、オシャ魔で素敵…
「…これからもリードをよろしくね。Aちゃん」
『はい！もちろんです！』
―――
数日後
『リードさんっ！おはよ〜ございます！』
「Aちゃん！お、おはよっ…今日髪の毛いつもと違うんだね」
『うん！エリザベッタさんにお願いして軽く巻いてもらったの！』
「へ、へぇ〜…」
プレゼントは認識阻害メガネを外した後に渡したいので教室に着くまでは他愛のない話で場をつなぐ
そして到着。さっとメガネを外してバッグからプレゼントを取り出した
『リードさん！本当に…本っっっ当に遅れたけど！お誕生日おめでとう！！これプレゼントです！』
「えっ！？これ…魔カロン？」
『うん！』
「ありがとう！じゃあ早速…いただきまーす！」
『…』
リードさんはピンク色の魔カロンを一つ口に運んだ。…どうかな…
「これ美味しい！！」
『！！！』
「どこのやつ？魔カロンだし高かったでしょ？」
『あっ、えっと…自分で作ってみたの』
「自分で！？」
『…うん』
私がシャッキーさんを見てプレゼントしたいと思ったもの、それは“手作りのお菓子”だった。それで食べてくれた彼が笑顔になってるところを見たかった
そしてその欲は叶ったのだ。…物凄く嬉しい。
「ヤベぇ〜…マジでありがとうAちゃん！」
『えへへ…どうしたしまして！』
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朱莉(プロフ) - 無名さん» 素敵な栄養素(？)になれたようなら幸いです！読んでくださりありがとうございました！ (2月10日 0時) (
レス) id: 261ca3b085 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - とっっっっっっっても！尊かったですぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、、、 (2月4日 18時) (レス) id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - ありがとうございました スゥゥゥゥゥハァァァァァァ となりますた☆ (2月4日 18時) (レス) @page46 id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - 推しが尊いさん» わぁ！そう言って頂けて嬉しいです！ありがとうございます！！ (8月24日 22時) (レス) id: 261ca3b085 (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊い - 最後のリードくん神でした! (8月24日 18時) (レス) @page46 id: 244dfc2dc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱莉 | 作成日時：2022年12月2日 0時
