― ページ45
ジャジーさんはそう言って笑いながら優しく頭を撫でてくれた
「背伸びた？」
『少しだけ』
「ふぅ〜ん」
そうだ。みんな倍伸びてるから忘れてたけど私も身長伸びたんだった。自分で言ったことながら少し驚く
リードさんも身長伸びてるのかな
「あら？リードくんは一緒に来てないの？」
「あー色々準備があるから先行っててって連絡が」
「まぁそうでしょうね。なんてったって今日の同窓会は…おっと言わない約束でした」
『…なんでみんなニヤニヤしてこっち見てるの？』
え？今日はただの同窓会じゃないの…？みんなの予定を確認したらたまたま今日しか空いてなかったから急遽…って誘われる時に言われたけど…
「本当アムドゥスキアス様には感謝しないとね。僕らに気を利かせてくれて何も教えないように…おっといけない、いけない」
『えっポロ様！？』
「先生方にも感謝せねば。シャックスの交渉でわざわざ
「特にオリアス先生！あの人は完全に…あー！言うのダメなんだったー」
『師匠！？師匠がどうしたの！？』
みんなニヤニヤしながらちょろっと話すだけで肝心の中身を教えてくれない。本当に何！？仲間はずれ！？
「み、みんな！一旦落ち着こう！これ以上いじわるしたらリードくん怒っちゃうよ」
『イルマさん…』
「だから準備しながら無言で！ニヤニヤしようよ！」
『イルマさん！？』
「イルマ様がそう仰るなら！」「確かにその方が良いですね」「よしきた！無口は練習しておいたぞ！」
『え、えぇ！？』
ちょ…リードさん！！早く！早く来て！！なんの準備してるのか知らないけど！早く！！！！
「だぁぁぁぁぁ！！！みんなごめん！お待たせ！」
「お疲れー」「あら！リードくん気合い入ってるわね〜！」「Aもう来てるぞ〜」
「え！？…あ！Aちゃん！」
『リードさん久しぶり！！！会いたかったよ！！』
「んふふ〜僕も！」
そう言ってくれたリードさんは近付いてみると案の定身長が伸びていて、学生時代よりも更に男らしさが出てカッコいい
そんな彼の腕の中には沢山の種類の花が入った大きい花束があった
『リードさんその花束＿＿＿』
「Aちゃん。」
『あ、はい』
「約束、果たしにきたよ」
『……え？』
ふわっとした笑いを浮かべた彼が突如目の前でひざまずいた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 223人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朱莉(プロフ) - 無名さん» 素敵な栄養素(？)になれたようなら幸いです！読んでくださりありがとうございました！ (2月10日 0時) (
レス) id: 261ca3b085 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - とっっっっっっっても！尊かったですぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、、、 (2月4日 18時) (レス) id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - ありがとうございました スゥゥゥゥゥハァァァァァァ となりますた☆ (2月4日 18時) (レス) @page46 id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - 推しが尊いさん» わぁ！そう言って頂けて嬉しいです！ありがとうございます！！ (8月24日 22時) (レス) id: 261ca3b085 (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊い - 最後のリードくん神でした! (8月24日 18時) (レス) @page46 id: 244dfc2dc4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朱莉 | 作成日時：2022年12月2日 0時
