― ページ35
箱の中身は小さなアメジスト２つとその間にルビーがはめられたシルバーの指輪だった
『…きれい…』
「先生！！不純異性こーゆー反対！！！！！！」
「そんなんじゃねぇよ…てかそういう意味だったら俺の首が危ない」
「で、でも…指輪は良くないでしょ！！！！！！」
見た感じイルマさんの悪食の指輪みたいな魔具じゃなくて純粋な指輪かな？
「一応付けたらサイズが微調整される魔術が掛かってるからどの指でも大丈夫だよ」
『そうなんですね！どうしようかな〜』
「うーん…あえて左手の薬指…」
「右手の小指にでもしときなさい！！！！」
『えっ！？あ、はい！！！』
翌日
「ろくまん…」
『まーだ落ち込んでる…ほらジャジーさん学校行くよ！！』
「ジャジー！！」
「お前らに一瞬で６万消えた俺の気持ちがわかんのかよ…」
「昨日自分の師匠に何も貰えなかった僕の気持ちわかる！！？」
「すまん学校行くか」
そう言って立ち上がったジャジーさんの左耳にはいつもと違うオシャ魔な耳飾りがぶら下がっている
昨日フルフル軍曹に連れられた先でシュナイダーさんと共に貰った？やつらしい
「はぁ〜…ロビン先生なんかくれないかな…僕だけ貰えなかったら悲しいし…」
『あとで職員室行く？』
「自分から行くのカッコ悪いじゃん」
「リードく〜〜〜〜〜ん！！！！！！！！」
「お、噂をすれば」
ロイヤル・ワンの入口近くからロビン先生がこちらに向かって手を振っている
「３人共おはよう！リードくん！」
「は、はい…！」
「パス！！！！」
「い゛った！！？」
「じゃあね！また授業で！」
ロビン先生がリードさんの顔面に投げた小さな袋を地べたに落ちないようになんとかキャッチする
「ナイスキャッチ〜」
『ありがとう…リードさんこれ』
「あの先生本当になんなの…ありがと」
袋を開けると片耳用の紫と白色をした羽の耳飾りが入っていた
「…まぁ嬉しいけど」
「…ふっ」『素直じゃないねぇ』
「うっせぇ！！」
―――
「みんなおはよう！…って、え！？」
「おはよ〜！」
「あれっ！？みんなもいつもと違う…！？」
！イルマさんもイヤリング付けてる！！
「お師匠から貰ったでござる！」
「私は母から…」
「己は叔父殿から！！」
「僕は…愛と音のヴィーナス(匿名)から…」
みんなも師匠とか家族に貰ったんだ
「やっぱり嬉しいよねぇ…」
「「『まぁ…」」』
「僕らのことなんやかんや言って認めてくれてんだよ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 223人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朱莉(プロフ) - 無名さん» 素敵な栄養素(？)になれたようなら幸いです！読んでくださりありがとうございました！ (2月10日 0時) (
レス) id: 261ca3b085 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - とっっっっっっっても！尊かったですぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、、、 (2月4日 18時) (レス) id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - ありがとうございました スゥゥゥゥゥハァァァァァァ となりますた☆ (2月4日 18時) (レス) @page46 id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - 推しが尊いさん» わぁ！そう言って頂けて嬉しいです！ありがとうございます！！ (8月24日 22時) (レス) id: 261ca3b085 (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊い - 最後のリードくん神でした! (8月24日 18時) (レス) @page46 id: 244dfc2dc4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朱莉 | 作成日時：2022年12月2日 0時
