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「ふふ、A様ったらおもしろい」
「まぁ！ゴルラ遺跡の保全を？」
『んー昔ね、今は全くだけど』
やっほー俺はイルミ
今は仕事でクルーズ船に乗り込んでいるんだけど
何より片割れが調子に乗ってんのかなんなのか
家畜風情の低脳女を侍らせて
俺の知らないハンター時代の話をペラペラと
めっちゃムカつくんだけど
自然とAを握る腕に力が込められる
「宜しかったら詳しくお話を聞かせてくれませんか？私のお部屋で」
『そんなことより俺は君の話が聞きたいな』
はぁ？何処で覚えたのそんな台詞
俺が知らないAを見ると殺したくなるんだけど
コイツわかってる？
「えっと……こちらは？」
さっきからAの腕を握り続ける俺をチラチラと横目に見る女共
俺の目を見るやいなやサッと顔を青ざめさせた
『俺の弟子のイルミ』
ほらほら、と挨拶を促されたがそんな気分にもなれるわけもなく。
第一俺の目前でAに言いよる女なんて俺からしたら虫ケラなんだけど。皆虫ケラに挨拶する？しないよね、てか虫ケラってなんなの
あームカつきすぎて意味わかんない思考になってきた
『あ、ねぇ君はリンド共和国の人なんでしょ？俺あそこ行ったことなくってさ詳しく聞かせてよ』
「勿論ですわ！……きゃっ」
『お、大丈夫？』
あからさまに、態と躓いてAに抱きついた1人が俺を横目に口角を上げた、は？
咄嗟にAは俺の腕から抜け出し彼女を支える
視線が合うと女の瞳からは女の欲の影がチラつき始めた
「A様、お弟子さんはもうお疲れのようですので私達は参りましょう」
『え、イル疲れてんの？』
「まさか」
『だよねぇ』
この女が嘘をついていることなんて、俺に聞かなくてもわかるくせにAも嫌な男だよね
『俺とイルミ離そうとしたってダメだよ』
いけない人達だなぁ、とAは目を細め女の頬に手を添えた
するり、とAの腕から抜け落ちた女は当に命は尽きていた
「……ひｯ」
一般人にもわかり易い殺気を充てて
あっという間に3人の命を終わらせていく
「無駄な殺しはしないんじゃないの？」
『え？だって最終的には殺すじゃん』
結局殺すのに、ワイワイ談笑してどうにかしようとしていたのならコイツはやっぱり1番イカれてる
『ネクロフィリアじゃないしなぁ、俺』
お気の毒、とAはそのまま海に投げ込んだ
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yk6772(プロフ) - mikittyさん» 2回もコメントを本当にありがとうございます！とっても嬉しいです！彼はもう独占欲で生きてて欲しいという願いで書いています（笑） (2021年11月4日 17時) (
レス) id: 1a858c0daf (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - リトさん» 私もイルミが大好きです！同士の方に喜んでもらえてとても嬉しく思います！コメントありがとうございます！ (2021年11月4日 17時) (レス) id: 1a858c0daf (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - ウカザメさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけますよう、頑張ります！ (2021年11月4日 17時) (レス) id: 1a858c0daf (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - dolphin0891さん» とても嬉しいコメントです！少しずつですが更新できますようがんばります！ (2021年11月4日 17時) (レス) id: 1a858c0daf (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - mikittyさん» ありがとうございます！うれしいです！ (2021年11月4日 17時) (レス) id: 1a858c0daf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2021年10月13日 13時
