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ナターシャとの通話を終え眠っているAの元へ戻った
眠れない日々が続いていたのだろう、安心しきったその顔を見て自然と顔が緩む。何があっても守ると決めた、Aを助け出したあの日から俺の心はA一色だ
そんな彼女に危険が迫っているとなると、どうしたものか。一先ずここの家主の顔を見たくはないが拝見しに行くため地下への階段を降りる
〈バートン様、如何しましたか〉
降りた先は半透明のガラスに覆われた部屋と天井から降り注ぐ機械音
「スタークに用がある、Aのことで」
すると承知しました、と妙に人間味がある機械音がした後に壁が透明になり中にいるスタークと目が合う
「おいジャーヴィス、反抗期か？」
「話がある。黙ってきけ」
スタークは持っていた工具を適当に置き同じデスクから独特な色のスムージーを取り口にした
「Aに危険が迫ってる。暫く身を隠すことにした。敵は不明、俺たちはS.H.I.E.L.D.すら信用出来ない」
「そうみたいだな、ロキと言い亡霊と言い随分物騒な奴に狙われるなあのお姫様は。
S.H.I.E.L.D.を信用出来ないことは同意してやるが君もエージェントだ、あの女スパイに生きる伝説の爺さんも。僕が易々とAを君達に渡すとでも？」
「自分が保護するって言いてえのか」
「ご名答、頭がいいな。どこの大学だ？」
いよいよ我慢していたが舌打ちをしていた、何処まで気に食わねえんだこいつは
「お前も不安定だろ、任せてられない」
「余計なお世話だ、それにAがいれば僕は大丈夫だ」
スタークなんかよりよっぽどAが心配でこんな男だけじゃ絶対に良くないことが起きる、何より信用出来ない。色んな意味でだが
「タワー23階に彼女の部屋を用意した、もちろんセキュリティは頑丈。オマケに3食食事付だし優秀な秘書もつけようか。バートン、意地になるのは分かるがどっちのがAの為になる？」
「悪いが俺は離れられない、さっき約束したからなアイツと。」
「頑固な男はモテないぞ」
うるせえな、と心の中で舌を打ちながらも一旦この件は本人の意思を確認してからにすることにした
まあ案の定本人はしっかり拒絶してきたがな
『みんないつも私の事監視する！』
「監視じゃなくて保護だ！何度言ったらわかるこのわがまま娘……」
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ホーク - 更新楽しみに待ってます！とっても面白いです！ (2020年10月25日 19時) (
レス) id: 914afb4dd5 (このIDを非表示/違反報告)
M-tAnt(プロフ) - 初めまして、今日初めてこの作品に出会いました。読み進めていくうちにどんどん引き込まれます…MCU大ファンの私にとって願ってもみない素晴らしい作品です！ロキが大好きな私にとって、主人公との絡みが私得すぎてもうなんと言っていいか…本当に有難うございます！！ (2020年9月15日 18時) (レス) id: 916efa1534 (このIDを非表示/違反報告)
はな - 更新楽しみにしてます！ (2020年9月10日 22時) (レス) id: 0a0d47c786 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - 更新待ってましたぁぁぁ！結末が一体どうなるのかめちゃくちゃ気になります！更新応援してます！ (2020年8月27日 19時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2020年8月18日 22時) (レス) id: ccc02d9cf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2020年4月1日 16時
