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��「アスガルドに行くぞ」"
そんな事だろうと思ったが実際言葉にされると頭痛がしそうだ
とりあえずベッドから漸く体を離し2人をリビングのソファに座らせコーヒーを淹れる。大男2人が並んでソファに座る光景で更に頭痛が増しそう
『とりあえず落ち着いてくれる？ソー』
アスガルドに連れて行くと言ったのはソーだった。それに対してNoと断りを入れていくうちにソーが怒りを爆発させそうになったところでロキが仲裁に入ったが無念にも彼は怒りに身を任せたソーに投げ飛ばされてしまったのだ
おかげで寝室の壁に大きな穴ができ私がぶち切れそうになったのを察してかソーは大人しくソファに座り勧められるままコーヒーを口にした
「…すまない、A」
『ロキに謝りなよ』
ムッとしたソーを睨めば納得しないような表情で身体の大きさに似合わない声量で小さくロキに謝った。ロキは満更でもなさそうに口角を上げている
『アスガルドには行かない。それ飲んだら帰って』
「なっ！A、お前はわかっているのか！」
ｶﾞﾁｬﾝと音を立て立ち再び声を荒らげだしたソーに眉間を寄せたら彼は怒られた犬のように尻尾をすっかりと下ろしてゆっくりと座った
ロキは私になのかソーになのか、どっちつかずなため息を吐いてカップを口に運ぶ
「A、貴様死ぬぞ」
ロキによる残酷な言葉。彼の瞳は怒っているようにも感じられ思わず息を飲んだ
『大袈裟』
「貴様も自覚している筈だ」
自分の能力が日に日に弱くなっていく事には気づいていた、そしてそれが何を意味するのかも
『こんな力無い方がいい』
「はあ……いいか、太陽神の物であるその力は紛れもなく貴様の生命体エネルギーになっている。能力が消えるという事は死だ。だが貴様の中にある力は太陽神のものだけではない」
「太陽神の力を求めるスコルという狼がお前の中にいる。そいつが太陽を追い求め主の身体すらも全て飲み込んでしまう。
本来なら太陽神の力が強い筈がヒドラによってスコルの力を強化されたせいで、Aが死んだら能力は消えずにスコルの物に」
『待って待って、私の中にもう1つ能力があるってこと？』
自分の中に別の能力がある、と言われ冷静でいられる程情報処理能力は生憎高くないのにロキは話を止めない
「貴様の身体はスコルに飲み込まれ、その身体で大切な仲間を殺すことになるぞ」
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ホーク - 更新楽しみに待ってます！とっても面白いです！ (2020年10月25日 19時) (
レス) id: 914afb4dd5 (このIDを非表示/違反報告)
M-tAnt(プロフ) - 初めまして、今日初めてこの作品に出会いました。読み進めていくうちにどんどん引き込まれます…MCU大ファンの私にとって願ってもみない素晴らしい作品です！ロキが大好きな私にとって、主人公との絡みが私得すぎてもうなんと言っていいか…本当に有難うございます！！ (2020年9月15日 18時) (レス) id: 916efa1534 (このIDを非表示/違反報告)
はな - 更新楽しみにしてます！ (2020年9月10日 22時) (レス) id: 0a0d47c786 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - 更新待ってましたぁぁぁ！結末が一体どうなるのかめちゃくちゃ気になります！更新応援してます！ (2020年8月27日 19時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2020年8月18日 22時) (レス) id: ccc02d9cf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2020年4月1日 16時
