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「クリント、ちょっと」
世界中の混乱が未だ続く中、アベンジャーズはトニー・スタークの支援の元頻繁に活動をしている
明日の任務の打ち合わせを行っている中ナターシャに呼ばれ後を着いていく
着いた先にはAとソーを除くメンバーが集まっている
「Aの口座が2ヶ月前に動いていたことが発覚した」
スタークの言葉は予想もしない事だった
S.H.I.E.L.D.崩壊の事件後もAの捜索は続けてきたが何も手掛かりが掴めなかった所だ
「場所は？」
「従業員のみならず防犯カメラの記録もない。ジャーヴィスがコンピューターにされた跡をみつけた」
スタークは呼吸をひとつ置き落とした視線を再びあげた。その動作に思わず喉がゴクリと動く
「Aの捜索は中止だ」
「……は？」
理解するのに時間を要し段々の内から怒りに近いものが込み上げてくるのを必死に抑えるように拳は握りしめられていた
「トニー、正気か？」
キャプテンがスタークの前に立ち本当かと問いただし始めた。そんな2人を眺めながらこの感情をどう表そうか、正解がわからない
「彼女僕と違って貯金が得意みたいでな、人生2、3度楽しめる程の金を全部引き出したんだ。つまりどういうことか僕が言わなくてもわかるよな」
「Aは洗脳されていた可能性が高い。そして彼女は人を殺めてしまっている……僕もそうだが、Aは帰る場所を失ったのか」
スターク、バナーが続いて会話を進める、まるで全員がAを諦めたと思っているように
「俺もロキに洗脳され仲間を殺 した。チタウリの襲撃は俺のせいでもある、大勢の命を奪った。だが俺は今ここに居る。Aはここに帰ってくるべきだ」
「バートン、それは君が仲間を必要としたから帰ってきた。彼女の場合は違う。自らの意思で帰ってこないことを選択したんだ、Aは僕らは必要としていない」
1番言われたくない言葉だった、長年自分は彼女にとってどういう存在なのか考えてきた。Aを特別に思うやつは多く居る。だけど彼女が特別に思う人間は？そこに自分は該当しているのか
不安と葛藤の答えがスタークによって導かれてしまい爆発しそうな感情から出たのは"くそったれ"と言う言葉だけだった
俺が汚い言葉を使った時、いつも笑いながら咎めるのはAだけだったのに
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ホーク - 更新楽しみに待ってます！とっても面白いです！ (2020年10月25日 19時) (
レス) id: 914afb4dd5 (このIDを非表示/違反報告)
M-tAnt(プロフ) - 初めまして、今日初めてこの作品に出会いました。読み進めていくうちにどんどん引き込まれます…MCU大ファンの私にとって願ってもみない素晴らしい作品です！ロキが大好きな私にとって、主人公との絡みが私得すぎてもうなんと言っていいか…本当に有難うございます！！ (2020年9月15日 18時) (レス) id: 916efa1534 (このIDを非表示/違反報告)
はな - 更新楽しみにしてます！ (2020年9月10日 22時) (レス) id: 0a0d47c786 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - 更新待ってましたぁぁぁ！結末が一体どうなるのかめちゃくちゃ気になります！更新応援してます！ (2020年8月27日 19時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2020年8月18日 22時) (レス) id: ccc02d9cf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2020年4月1日 16時
