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「流石だポッツくん、素晴らしい」
「肌は白くてAの髪色にはこの色が合うと思ったのよ！とっても綺麗だわ」
どれくらい時間が経ったのかわからないけど、私はただ座っていただけでTVでみるような一流モデルや女優さんみたいに頭のてっぺんからつま先までされるがまま。メイクなんて休みの日にしかしないし、ドレスアップに関しては生まれて初めて。正直鏡を見たときはまさに、開いた口が塞がらなかった
「さあお姫様、どうぞ」
『…ん？』
トニーはワインレッドのシャツに濃いグレーのジャケットを羽織って肘を曲げて右腕を強調してきた。なるほど、組めということか
「綺麗な女性をエスコートするのが僕の役目だ」
『綺麗な女性ならこちらに』
私じゃないだろ。と思いそばにいたペッパーをトニーに捧げれば彼は口元を少しだけ歪めた
「ああ、確かにペッパーは美人だ。美しいブランドヘア、それに頭もいいし今ではスタークインダストリーズのCEO。素晴らしい女性だよ」
『その通り！トニーの相手には申し分ないね！』
「もうおふさげはおしまいよA。楽しんでらっしゃい」
生贄のように差し出されたペッパーはトニーの前から退いて今度は私を生贄のように差し出す
ヒールを履いているからいつもよりトニーの顔が近い
「たまには羽目を外したいだろ？君の大好きな仲間だって呼んである。だからそんな顔をされる覚えはない」
彼の手によって私の両頬は抓られた、せっかくメイクして貰ったのに崩れたらどうしてくれる。と軽く睨むがトニーは珍しく楽しそうに歯を見せて笑った
「本当に綺麗だ」
プレイボーイというのはとても厄介だ
彼によって寄せられた体、香水の匂いが一瞬で私の身体にまとわりついて耳元でそう囁かれた
全身にむず痒さを覚えながら目が合ったペッパーはなぜだかとても嬉しそうに笑っていて、いってらっしゃい。と手を振ってきた。違う、ペッパー私は助けて欲しいの
『ｯトニー、この手、どうにかならない？』
腰に回る手が気になる。普段よりも薄着だからかトニーの手の存在感は絶大で軽く指先を動かされるだけでも身体は気になってしまう
「ああ残念ながらならない。そうだA1つ君に言っておくことがある。
先に手を出してきたのは君だからな、僕に。今更後悔したって遅いぞ」
トニーの瞳の奥がギラついて見えて無意識にその瞳から逸らせなくなってしまった
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ホーク - 更新楽しみに待ってます！とっても面白いです！ (2020年10月25日 19時) (
レス) id: 914afb4dd5 (このIDを非表示/違反報告)
M-tAnt(プロフ) - 初めまして、今日初めてこの作品に出会いました。読み進めていくうちにどんどん引き込まれます…MCU大ファンの私にとって願ってもみない素晴らしい作品です！ロキが大好きな私にとって、主人公との絡みが私得すぎてもうなんと言っていいか…本当に有難うございます！！ (2020年9月15日 18時) (レス) id: 916efa1534 (このIDを非表示/違反報告)
はな - 更新楽しみにしてます！ (2020年9月10日 22時) (レス) id: 0a0d47c786 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - 更新待ってましたぁぁぁ！結末が一体どうなるのかめちゃくちゃ気になります！更新応援してます！ (2020年8月27日 19時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2020年8月18日 22時) (レス) id: ccc02d9cf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2020年4月1日 16時
