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『おまたせ』
2人の元へ行けばすごく大きなコンピューターの前に立っていた
「4人ともご苦労、シックス、さっそくデータの確認を頼む。くれぐれも中は見るなよ、極秘なんだ」
『了解』
ちょうど私たちが合流した所でフィルからの連絡が無線に入り、私は着用していた手袋を外しコンピューターに触れ、そのまま意識を手元に集中させる
『…………うん、フェイクじゃないよ。本物っぽい』
フィルに無線でそう伝え再び手袋をはめて持ってきたUSBをコンピューターに挿入した
「透視って人以外にも使えるのか」
『うん、別になんでもみれるよ。大きいものとか複雑なものは結構難しいけどね。でも手袋してれば簡単に見れないし強く意識しない限り透視も出来ないから安心してねキャプテン。でも嫌だったらごめんなさい』
キャプテンと握手を交したことを思い出しながら話す
「僕は全然気にしないよ、君の能力は知った上で握手を求めたからね」
『ありがとう』
キャプテンの優しさを身にしみたところでデータのコピーが完了した音がﾋﾟｺﾝとなった
「よし、行きましょう。あとは任せて先に戻ってて」
そう言ってナターシャが辺りに爆弾を仕掛け始める
「どうした？早く戻るぞ」
『ちょっと待って、すごい気になるの』
先程の違和感をどうしてもスッキリさせたくって、私は辺りに倒れている敵をみることにした
手袋を外し触れ、意識を集中させる__________
『__________________ッ__!?』
「A！？」
頭に雷が落ちたような衝撃が走り倒れそうになったが咄嗟にクリントが受け止めてくれた
「どうした、大丈夫か？」
『うん、ちょっと頭痛くなって…
この人たち見れない、何かでセーブされてるみたいで』
人間なのに、まるで機械のようにプログラムされているようだ
『……関わらない方がいい気がしてきた』
「やめとけ、歩けるか？」
『うん、ありがとう』
クリントの支えから外れ前を向けばキャプテンがすごく心配そうな顔して私を見ていた
「大丈夫？ジェットで少し休みましょう。疲れてるのよ」
『ありがとう、早く帰ろ』
ナターシャは仕掛け終えたみたいで4人でジェットに向かった
しばらく歩き建物が見えなくなったくらい遠くなったところでナターシャがスイッチを押し、ものすごい爆音を背中で感じながら私達は戻った
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ゆか(プロフ) - 凄い面白い！！！ (2020年1月20日 15時) (
レス) id: 9f082aa266 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - noraさん» 初めまして！そう言っていただけると嬉しいです！頑張らせて頂きますので今後もよろしくお願いします(^^) (2019年10月14日 10時) (レス) id: ca88f6d81f (このIDを非表示/違反報告)
nora(プロフ) - 初めまして！お話とても読みやすくとっても面白いです！更新楽しみにしてます^ ^ (2019年10月13日 0時) (レス) id: ae872c7f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2019年9月28日 20時
