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『なんでわかんなかったんだろ…』
Aは悲しげに自分の両手を見つめ手のひらの開閉を繰り返した
「君のせいじゃない、とりあえず逃げた3人を追いかけよう」
Aには2手に分かれるよう提案されたが僕は断った
しかし彼女の意思は固く渋々了承した
『心配しすぎ、私はリーダーっぽいやつを追いかけるね』
「ああ。念の為応援も頼んでおく、気をつけて」
『キャプテンもね』
「コールソン、こちらキャプテンアメリカ。状況が変わった応援を求む」
コールソンからの了解を聞いて僕も逃げていった敵を追いかけ走り出す
side.You
敵は森の中に逃げていった
3人というなんとも中途半端な人数だし、もしかしたらもう散り散りかも
一か八かわからないけど、念の為に森全体を探ることにした
『なんだ、いるじゃん』
先程建物の中を見ようとした時は見れなかったのに何故だろうか
疑問に思いながらもスティーブに報告することにした
『キャプテン、今いる位置から東に5キロほど先に相手はいるよ、罠かもしれないから気をつけてね。』
「了解」
さて、私の相手は______________
『出てきたら？ずっと後ろをつけていたなんていい趣味してるのね』
私がそういえば背後から何かが着地する音が聞こえる
『さっきぶり』
「貴様のその能力、素晴らしいな！」
先程も話していた、マントのように長い黒のコートを羽織りスキンヘッドの男
「どこまで使いこなせる？」
『あなたには関係ないよ』
何を考えているのかわからない、不敵な笑みを浮かべながら奴は話を続ける
「その力があれば、もっと偉大なことを成し遂げられる」
『そういうの興味ないの私』
「ああ、君にその意思がなくても大丈夫だ。我々が導いてあげよう」
1歩、また1歩と奴は間合いを詰めてくる
武器を持つわけでもなく警戒する訳でもなく。ただただ私に近づいてくるだけ
ホルダーの銃に手をかけ、感覚を研ぎ澄まし周囲をとにかく警戒する
「安心しろ、私以外この辺りにはいない。君を殺すつもりもない」
『…どういうこと？』
やつの口元がより深く弧を描いた
その顔に妙な気持ち悪さを思い出す
「我々のモノとなれ」
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ゆか(プロフ) - 凄い面白い！！！ (2020年1月20日 15時) (
レス) id: 9f082aa266 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - noraさん» 初めまして！そう言っていただけると嬉しいです！頑張らせて頂きますので今後もよろしくお願いします(^^) (2019年10月14日 10時) (レス) id: ca88f6d81f (このIDを非表示/違反報告)
nora(プロフ) - 初めまして！お話とても読みやすくとっても面白いです！更新楽しみにしてます^ ^ (2019年10月13日 0時) (レス) id: ae872c7f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2019年9月28日 20時
