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side.Steve
今日は休みを貰ったがいつも通りトレーニングをするために部屋へと向かっていたらAの姿を数メートル先で見つけた
そんな彼女に声をかけ、街に出ようか悩んでいるそうなので同行したいと提案した
彼女のことは前からコールソンや他の人達から聞いていた、8年前にS.H.I.E.L.D.が救った少女だと
僅か1年しかいなかったのに、8年たった今でも彼女の話題は定期的に出てくるのだからどれだけの人物なのだろうか、と会えるのを密かに楽しみにしていた
昨日実際に会ってみて、僕の想像していた少女とはまるで違った
21歳にしては大人びていたし、顔もすごく綺麗で優しさと強さで溢れているような雰囲気だった
握手を求めれば戸惑っていた、きっと能力の事を気にしていたんだろう
僕と違って彼女は自分から力を求めたわけじゃないからきっと今まで色々な思いをしてきたに違いない、他人を傷つけそれ以上に自分を傷つけてきたのだろう
1度任務を共にしただけでそう思えた、それでも彼女は笑顔でいた。そこに強さがあるんだろう
そして今日、今は任務の時の服装ではなくラフだが今どきの女の子っぽい服装にヒールの靴を履いてメイクもしているただの女の子が僕の隣を歩いている
さっきから考え事をしているようでどこか上の空だが、言葉を投げれば返ってくる
「さっきからなにか考え事かい？」
今朝仮眠室にバートンと2人で寝ていた。とS.H.I.E.L.D.内で騒がれていたからその事だろうか、なんて思っていたが返ってきた言葉は僕の思っていたものとは違った
『キャプテンのこと考えてるの』
予想外で不覚にも心臓が強く動いた、冗談なのだろうか。と思ったが彼女はふざける様子もなくただ真面目にそう言った
どうやら昨日の夜も僕について色々調べていたらしい
『気を悪くさせちゃったらごめんなさい、でもどうしてもキャプテンのこと知りたくて。なんだかキャプテンからは他の人にはない雰囲気があるからさ』
「いや、いいんだ全然。僕なんかに興味を持ってもらえるなんて光栄だよ」
本当にそう思った、S.H.I.E.L.D.で人気の彼女が自分に興味を持ってくれたなんて年甲斐もなく優越感を感じてしまった
『よかった、でも今度からはキャプテンに直接聞くね？』
「もちろん、そんなことよりA。今は任務中でも仕事中でもないが？」
『…ん？』
君には名前で呼んで欲しい、とワガママな感情をぶつけてみよう
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ゆか(プロフ) - 凄い面白い！！！ (2020年1月20日 15時) (
レス) id: 9f082aa266 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - noraさん» 初めまして！そう言っていただけると嬉しいです！頑張らせて頂きますので今後もよろしくお願いします(^^) (2019年10月14日 10時) (レス) id: ca88f6d81f (このIDを非表示/違反報告)
nora(プロフ) - 初めまして！お話とても読みやすくとっても面白いです！更新楽しみにしてます^ ^ (2019年10月13日 0時) (レス) id: ae872c7f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2019年9月28日 20時
