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「ここでちょっと待っててくれ。」とキャプテンに言われて10分ほど入口の付近で待っていたらトレーニングウェアから私服に着替えたキャプテンがやってきた
「待たせてごめんA」
『ううん、わざわざ着替えてきてくれたんだねありがとう。キャプテンは何着ても似合うね』
人は見た目が90%とは誰が言ったものか、目の前の彼を見ればその説は本当なんだと身に染みる
「Aもだよ、ヒール大丈夫かい？転ばないように気をつけてね」
フィルに聞いてたことだったり、自分で昨日調べたことは戦いとかヒーローである彼に対してだからキャプテンがこんなことをサラッと言うなんて思いもしなかった
紳士とは彼のことを言うのだろう
1歩本部から外に出たらきっと私たちがS.H.I.E.L.D.なんて誰も気づかないのかな。
私も任務をこなすようになってから、プライベートを誰かと私服で過ごすことなんて滅多にないからキャプテンの隣を歩いてる現状に心がむず痒さを覚える
背も高く足も長い彼が私に歩行スピードを合わせてくれているから余計にだ
ちらりと彼の横顔を盗みみれば昨日のような強い面影はなく、私の視線に気づき優しそうに微笑みかけてくる
「そうだ、食べたいものは決まっているのかい？」
『実はまだ悩み中、実際見て決めるのもありかなあって思って、キャプテンはいつも何を食べるの？』
「僕はいつも同じ所に行ってしまうからなかなか冒険できないんだ、だから今日はすごくいい機会だよ。Aと一緒なら新しいことにチャレンジできそう」
本当に見る度にいい男だし、そんなことを言われたら夜の女の子はきっと一溜りもない
そういえば女性エージェント達がキャプテンのことで騒いでたのを昨日今日と目のあたりにしたっけ
『もしかして私って今すごい贅沢？』
「どうして？」
キャプテンが私の顔を不思議そうに覗き込んでくる、きっと彼は色んな人から行為を持たれていることを知らないんだろうな。
『だってあのキャプテンアメリカとランチに出かけてるわけなんだから、とっても贅沢なオフじゃない？』
「ﾊﾊｯ僕だって1人の人間だけどね、ただちょっと実年齢と見た目が比例してないだけ」
『全然ちょっとじゃないよ』
「たしかにな」
キャプテンの自虐に2人でクスクスと笑う
まだ会って2日目なのにこの人は本当に喋りやすいなあ
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ゆか(プロフ) - 凄い面白い！！！ (2020年1月20日 15時) (
レス) id: 9f082aa266 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - noraさん» 初めまして！そう言っていただけると嬉しいです！頑張らせて頂きますので今後もよろしくお願いします(^^) (2019年10月14日 10時) (レス) id: ca88f6d81f (このIDを非表示/違反報告)
nora(プロフ) - 初めまして！お話とても読みやすくとっても面白いです！更新楽しみにしてます^ ^ (2019年10月13日 0時) (レス) id: ae872c7f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2019年9月28日 20時
