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side.You
夜のニューヨークなんてほとんど初めてで、時間なんて関係なしに光る街のネオンに目を細める
相変わらずクリントは手を離してくれなくて、だけどおかげで迷子の心配はなさそう
『クリントとお出かけなんて久しぶり』
「そりゃ8年もあったらな」
クリントのおかげで田舎モンで都会には慣れなかった私もニューヨークが大好きになっていた
だけど彼の言うとおり、8年も時間が空いてしまったら昔の光景とはまるで違っていて
どこか寂しさを感じながらも私の心はワクワクしていた
「ここだ」
当たりをキョロキョロとしながら彼に引かれるまま歩いていたら地下への階段
そのまま下れば大人びて落ち着いているBARだった
「あぁ、バートンさん。お久しぶりです」
カウンターの中のバーテンダーが私たちを見て微笑み、どうぞ。とカウンターの席を指した
クリントが2、3言彼と言葉を交わして席につくとバーテンダーと目があいまた微笑まれた
「とても素敵な方をお連れで」
バーテンダーの彼は私より数個年上と見られ髪をしっかりとセットして清潔感のある青年だ
彼の言葉にちょっぴり恥ずかしさを覚えながらも私も笑顔を返した
「後輩だ、まずは何にする？」
クリントが私の方にメニューを差し出す
『ここまで大人なBARって初めてなんだけど…何から飲むのが常識的なの？』
「うちは雰囲気だけですよ、かしこまらなくて平気です。なんでもお好きなものをどうぞ」
「俺はビール」
『じゃあ私も』
バーテンダーが柔らかく、承知致しました。と一言いい冷蔵庫からグラスを取りだしサーバーに当てる
「カクテルじゃなくていいのか？」
『私甘いお酒苦手なの』
いつぞやの任務でいったどっかのビールが美味しくてそこからしばらくビール党
太るから最近はやめていたけどたまにはね。
丁寧に注がれる泡がとても綺麗でじれったい
私が熱い視線を送りすぎていたせいか、バーテンダーの彼が私を見てクスリと笑った
『あ、ごめんなさい』
「いえ。そこまで熱烈な視線を送られてしまうと勘違いしてしまいそうで」
『イケメンを口説くなんて滅相もございません』
スティーブといい彼といい、イケメンの余裕さには頭が上がらない
そんなことを考えていたら私たちの前にコースターと共にビールが注がれたグラスが置かれた
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ゆか(プロフ) - 凄い面白い！！！ (2020年1月20日 15時) (
レス) id: 9f082aa266 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - noraさん» 初めまして！そう言っていただけると嬉しいです！頑張らせて頂きますので今後もよろしくお願いします(^^) (2019年10月14日 10時) (レス) id: ca88f6d81f (このIDを非表示/違反報告)
nora(プロフ) - 初めまして！お話とても読みやすくとっても面白いです！更新楽しみにしてます^ ^ (2019年10月13日 0時) (レス) id: ae872c7f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2019年9月28日 20時
