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本部に戻り報告を含め長官の元へ向かう途中、フィルがとんでもない顔して会いに来てくれた
「A、大丈夫か？すまない、無理をさせた……」
『大丈夫だよ、もうみんな心配しすぎ』
「長官に報告が済んだら今日は解散だ、明日も休みにしよう。あぁほんとにすまない」
目の前でオロオロとしてるフィルに私までオロオロしてしまう
「そんな心配すんなら最初から無理させんなコールソン。お前が1番こいつの力量わかってたんじゃないのか？」
「あぁ、だが今回は理事直々にAの力を見たいと意見があってな…ほんとにすまない」
「理事？どうしてわざわざ……」
『もう、大丈夫だって。それより早く報告行こ？みんなも疲れてるでしょ』
なんだかんだで夜も遅い、全員で長官に報告をデータの詳細がわかり次第また後日に。ということになった
『終わったね〜』
「お疲れ様A、今日はゆっくり休むといい」
『ありがとう、キャプテンもね』
キャプテンの言葉に答えたら、彼は何も言わずに私の顔をじっと見てきた
『…………なんかついてる？』
「今は任務外だからキャプテンじゃない」
ああ、そういう事ね。
たしかにナターシャだしクリントだしフィルだし。疎外感あるよね
『そうだね、じゃあこれからはスティーブって呼ばせてもらうね』
私が言ったことが求めてた答えらしく、満足気な顔をして少しだけ膝を曲げ私に目線を合わせる
「ありがとうA」
純粋で正義感の現れてる青い瞳が見とれる綺麗で、心臓の音が早くなるのがわかった
「すっかり仲良しね」
スティーブに見惚れているときにナターシャが声をかけてくれて正直助かった
「お邪魔だった？」
「いや、僕はもう行くよ。じゃあおやすみなさい」
『おやすみスティーブ』
ナターシャとふたりで彼の背中を見送る
「キャプテンに見とれてたでしょ？」
『驚いちゃうくらい純粋な心なんだもん、見てないけど伝わる』
「確かにお似合いかもね」
『そういうんじゃないってば〜』
昔あんだけ大人に感じてたナターシャが今では少し近くなった気がする
目線も同じくらいだし、彼女の言うことが何となくわかってきた
『ナターシャもわりとちゃんと女の子よね』
「どういうこと？」
2人で笑いあった、ちょっとしたことが昔を思い出させて幸せだと思う
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ゆか(プロフ) - 凄い面白い！！！ (2020年1月20日 15時) (
レス) id: 9f082aa266 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - noraさん» 初めまして！そう言っていただけると嬉しいです！頑張らせて頂きますので今後もよろしくお願いします(^^) (2019年10月14日 10時) (レス) id: ca88f6d81f (このIDを非表示/違反報告)
nora(プロフ) - 初めまして！お話とても読みやすくとっても面白いです！更新楽しみにしてます^ ^ (2019年10月13日 0時) (レス) id: ae872c7f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2019年9月28日 20時
