In my dreams

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side.You





………、っ！





『 なに……？』








誰かくる








咄嗟に気配を感じて慌てて瞼を開けた



今までの人じゃない、知らない足音。
しかも気づかれないように、スニーキングで歩いている。








只者じゃない。と心臓の足が早くなると同時に呼吸をするのを忘れそうになる。
どうしよう、と久しぶりに体は恐怖を思い出してきている







だけど。




手は拘束されてベッドに繋がれている、誰が来ようと私は動けない






わすれていた緊張感に瞬きも
唾を飲むことも一瞬にして忘れてしまった






ひとつ、またひとつとゆっくりと音が近づいて

重々しい音を立てながらコンクリートの塊が動いた









『 ……あなた、は』







何者なのだろう、殺されるのだろう
そう思っていたのに思わず言葉が漏れてしまった



姿を見せたのは弓矢を構えた男の人
彼は警戒しながらも不思議そうな顔をしてこちらを見ていた

姿が見えた瞬間何故か安心感に包まれて止めていた呼吸も言葉と同時に再開を始めている






妙な安心感の正体に私はすぐに気がついた




この人……夢で、みた……

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