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side.Clint
今日は精鋭部隊の訓練の付き添いで指揮を執ることになり、普段俺は単独行動が多いから団体での訓練は酷く疲れた
はやくシャワーを浴びて寝よう
「なんだ。珍しく疲れてるな」
気づけばコールソンが目の前にいた
「なんだ、コールソンか」
「なんだとはなんだ。せっかくAからの伝言を伝えに来たのに」
「何、早く言え」
あいつは今日ナターシャとでかけるって言って朝会ったっきり
ナターシャのやつ、俺を除け者にしやがって。
「はあ、口が悪いな。Aがバートンが帰ってきたら逢いに来て欲しいって言っていたぞ」
コールソンがため息混じりに俺を軽く睨んだ
予定変更、まずはあいつに会いに行くか
「……なんだよ」
「お前にはやらんぞバートン」
何言ってんだか、そう睨むなコールソン
父親としての役回りが立派すぎるな
_________
Aの部屋につきノックをする
いつもだったらノックをしてすぐに『クリント?』って声が聞こえるのに。
扉を開ければ灯りはついている、がベットの上になにか横たわってる
「……寝てんのかよ」
久しぶりに外に出て疲れたんだろうな、しかも相手がナターシャだ、連れ回されただろうに。
テーブルの上の紙袋の量を見れば一目瞭然だ。
このまま起こすのも可哀想な気がして俺はAの寝顔を横で楽しむことにした
ミルクティー色の柔らかい髪を撫でる、しばらく撫でていればモゾモゾと動いたりしだした
起きるか?
そう思っていたらんー…と唸りながら『クリント……』と言った
「……起きたのか?」
返事は返ってこない、寝言のようだ
俺は自分の顔がにやけてることになんて気づかなかった
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アリー - 凄く面白いです!大変だとは思いますが更新頑張って下さい!楽しみにしています (2019年9月26日 16時) (レス) id: 4a49b07a13 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - 刹那さん» はじめまして!とっても嬉しいコメントありがとうございます!ぜひ最後までお付き合いくださいませ!! (2019年9月23日 8時) (レス) id: fe681de757 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 初めまして!ホークアイ落ちの小説待ってました!!ありがとうございます!すごく面白くて、これからどうなっていくんだろうってわくわくします!更新頑張ってください! (2019年9月19日 23時) (レス) id: f050d91d12 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - かなとさん» かなと様、ご指摘ありがとうございます!よく見ないでおりました、大変ありがとうございます。 (2019年9月19日 20時) (レス) id: fe681de757 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年9月19日 19時) (レス) id: 1346ef8349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リオハ | 作成日時:2019年9月19日 18時