19 ページ20
それから1ヶ月ほどがすぎた、彼は本当に毎日来てくれた
任務で帰りが遅くなっても、お菓子を枕元に置いといてくれる
『サンタさんなんて久しぶり』
目が覚めて、枕元に置いてあるドーナツを見て彼を思い出す
隣には[1個は俺の]という置き手紙もわざわざ添えられて。
食べればよかったのに。
後で一緒に食べようと思いドーナツを袋に包んだ
_______
「A、そろそろリハビリの時間よ」
『すぐ行きます』
S.H.I.E.L.D.に来る前、私は戦闘に参加させられ足を怪我して歩けなくなっていたが少しずつリハビリをして日常では困らない程度まで歩けるようになった
ドクターの声で起き上がり部屋を出るとフィルがいた
『おはようフィル。どうしたの？』
「やあおはようA、これからリハビリか。
終わったあとにまた来よう。頑張っておいで」
頭をひと撫でしてフィルは私に背中を向けてしまった
『へんなの』
微かにだけどフィルから緊張を感じた、なにか大事な話なのかな？
リハビリの部屋に入ったらドクターじゃない女性が迎え入れた
「久しぶり、私のこと覚えてるかしら？」
『あの時助けていただいた……！ 』
あの時助けていただいた鶴です。みたいな感じになっちゃったけどもちろん覚えてる
私をあそこから助け出してくれた時にクリントと一緒にいた女性
「本当はすぐにあなたに会いに来たかったのだけど、任務が長引いてしまったのよ
私はナターシャ・ロマノフ、S.H.I.E.L.D.のエージェントでバートンとはお友達。ってとこかしら？
今日のリハビリは私がお供したいのだけれどどうかしら」
ナターシャ・ロマノフ、クリントからよく話を聞いていた
とっても綺麗な女性
『初めましてロマノフさん、A・ソラーレです。以前は助けていただいてありがとうございます。
リハビリ是非お相手お願いします』
彼女は綺麗な笑顔を浮かべた
「そんなに畏まらないで、ナターシャでいいわ。私もAって呼んでいいかしら？」
『もちろん！』
「ふふ。バートンに聞いてた通り、素直で明るいのね」
かわいい。って呟いて私の頬を両手で包む。懐かしい、ナターシャの手はちょっぴり冷たくて気持ちよかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 109人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アリー - 凄く面白いです！大変だとは思いますが更新頑張って下さい！楽しみにしています (2019年9月26日 16時) (
レス) id: 4a49b07a13 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - 刹那さん» はじめまして！とっても嬉しいコメントありがとうございます！ぜひ最後までお付き合いくださいませ！！ (2019年9月23日 8時) (レス) id: fe681de757 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 初めまして！ホークアイ落ちの小説待ってました！！ありがとうございます！すごく面白くて、これからどうなっていくんだろうってわくわくします！更新頑張ってください！ (2019年9月19日 23時) (レス) id: f050d91d12 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - かなとさん» かなと様、ご指摘ありがとうございます！よく見ないでおりました、大変ありがとうございます。 (2019年9月19日 20時) (レス) id: fe681de757 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年9月19日 19時) (レス) id: 1346ef8349 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リオハ | 作成日時：2019年9月19日 18時
