四神の使い手は道化少女でした 〜黒の時代編〜

咖喱 ページ38

Aside


『……舌がヒリヒリします…』

織田作さんと一緒に織田作さんオススメの咖喱を食べているが…

辛い…


織「そうか」

そう云って黙々と咖喱を食べ続ける織田作さん

もしかして甘口なのでは…?

織「食うか?」

同じ物を頼んだはずなのに…

疑問を晴らすため頷き一口貰う


「あ」

親爺さんが何か云おうとしたが

気にせず口に含むと






口から火が出るかと思った





いや 出たと思う

✽+†+✽

咖喱はおじさんが気を使って私のは甘めにしてくれていたらしい

『うぅ…織田作さんの舌はどーなっているのですか』

何杯も水を飲んだが一向に痛みは引かない

織「普通の舌だと思うが」

『普通じゃありません 屹度感覚が麻痺しているんです』

織「それは大変だ」

私が辛い辛いと云っていた咖喱を食べ終えた織田作さん

私は会わせたい人が居ると云うことで大人しく付いて行く事に

扉の前に立つと開けてみろと云われたので開ける

そこには4人の子供達が

1人は綾取りを1人は絵を1人はボールを1人は絵本を

それぞれする事に夢中だ

『…?』

この子達がどうかしたのか


その事を聞こうと振り返ろうとすると思い切り腕を引っ張られた

二段ベッドの下の手摺に手をつこうとしたが何故かクレヨンが塗られていたため滑った

私は片脚に全体重をかけ体を支える

その拍子に床がダンッと音がなった

私は掴まれた手の力が一瞬緩んだ隙をつき腕を引き抜く

足を動かそうとしたが綾取りが絡まっており動かせない

絡まった足でバランスを取り立ち上がろとすると後ろから誰かが降ってきた

そのまま床に倒れ込んだ


いたい…

小サナギャング→←異能ノ暴走

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