48話 ページ33
Aメモ、何でも言うこと聞く罰ゲーム、考える期間二学期まで
リードメモ変わりにしないでくれる??
『……あ…いやこれは…違っ…』
「何でも言うこと聞くって何〜?そんな関係までいってたのね〜♡」
『違うの!賭けでね!』
「か、賭けでそんな罰ゲームなんて…ふ、ふしだらです…!」
『待って誤解!誤解なの!それに言うこと聞くのはリードくんだから…ッ!私じゃない!なんなら提案したのもリードくん!私被害者!!』
「何でも言うこと聞く…禁書にも…そんな場面が…」
『アーちゃんが別の世界行ってる!戻ってきて!』
「こらこら皆さん、他の方々の迷惑ですよ」
「そうだそうだ」
『すみません…』
…しっかし忘れてた。そういえば何でも1つ言うこと聞く券まだ使ってなかったな。
(終末日の間にエリザちゃんをデートに誘えとか…?でもそれだとおもんないか…?)
「そういえば…」
『ん?』
「いや本当に関係ない話なんだけどね、ロイヤル・ワンの許可書のあれでAちゃんが颯爽と登場した時にボロボロだったなぁって」
『いや颯爽とは登場してないけど…それがどうしたの?』
「職員室に来る前何してたのかしら?って」
「確かに気になってました…髪ボサボサで制服には泥付けて…一体何が…」
『あーあれね…いやー教職員全員が一斉に持ち場を離れるって仕事が止まるってことでもあるじゃん?だから前日のうちにその止まる分の仕事全部やってた』
「全部ってどのくらい?」
『清掃、外壁塗装、草むしり、商品補充、害虫駆除等など…本当に色々』
「確かにあの日1人の女生徒が泊まり込みで仕事の手伝いをしていたと後々報告があったな」
『多分その女生徒です…まぁそのお陰で草刈りに使う鎌の使い方マスターっていう要りそうで要らない称号を手に入れたんですけど…それでエリザちゃん何でまたこんな急に…』
「えーっとね、リードくんとの関係性を考えてたらそういえばAちゃん悪周期イルマくんが気になってたな〜って。それであの時のロイヤル・ワン争奪戦のこと思い出して〜って感じ」
『連想ゲームだね…』
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作者名:朱莉 | 作成日時:2022年5月8日 9時