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47話 ページ30

「おっイルマく〜んAちゃ〜ん!!」

『おっはよ〜ってわぁ!エリザちゃんとケロリちゃんの服可愛い〜!!!』

「ちょっと張り切っちゃった♡」

「Aさんもその服よく似合ってます…」

『わーいありがとー!!!』


ファッションセンスが無いから白のワイシャツに黒い長ズボンっていう無難なやつにしてきて良かった〜


«ウォルターパーク起床のお時間〜♫»


可愛らしい声が音楽と一緒に流れる。開園だ。


«おはよ〜うみなさ〜んさぁっ»

«嬉しい!愉しい!はしゃいだバカが一番偉い!»

«遊ぶことだけ考えろここは幻遊の街!»

«ウォルターパーク!!!»

«遊びの最高峰へようこそ!!!»


『わぁ!ねぇどこ行く!?』

「まずは絶叫コースターだろ!」
「ショッピングに行きたいわ〜」
「王の館はどこだ!?」
「休憩所はチェックしておくでござる」
「ごはん!」

「も〜それぞれ好きな所行こーぜ」

『よし解散!!』

「「待て」」


う゛…首根っこ掴まれた…


「一斉に散ったら監督できんだろ」

「引率3名ですし3チームに分かれましょうか」

「ハイ!なら勝負しよう!!」

「勝負?」

「一番遊園地を楽しんだチームの勝ち」

「で優勝チームは先生たちがなにか奢る!」

「オイ!勝手に決めるな!!」

「いいじゃない遊びにきたんだし」

「我々大人が余裕を見せないと」


流石バラム先生とオペラさんだ。子どもの心をわかってる…!


「…分かりました優勝賞品は認めましょう…ならば最下位チームには終末日の宿題倍増を課すとしよう!!」

『陰湿!!!!』

「サイテー!!!」


カルエゴ先生子どもの心を全くもってわかってない!!!!!


「はいくじ引いてー」



全員引き終わってチーム毎に集合する

えっとチーム分けの結果は…

【チームバラム】
入間くん、アズアズさん、サブノック君、アガレス君

【チームオペラ】
ウァラクちゃん、エリザちゃん、ケロリちゃん、アーちゃん、私

【チームカルエゴ】
リードくん、ジャズ君、カムイ君、ゴエモン君…


『…チームカルエゴの諸君ドンマーイ!!!』

「あ゛あ゛あ゛!!絶対許さん!」

「女子会ふたたび!やったねAっぺ!」

『だね!ウァラクちゃん!』

「本当にお前許さんからな!!」



「_では位置について…解散!!!」


(女子会組でショッピング出来るの嬉しいな)

女の子と…というか他者となんて行ったこと無いからワクワクする

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作者名:朱莉 | 作成日時:2022年5月8日 9時

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