46話 ページ29
人間界で言う夏休み!そう終末日!ダラダラしてても何も怒られない!終末日最高!
『なのにあの陰湿教師が…』
終末日の期間を余裕で越える圧倒的課題の量!
初日の今日からしっかりやってる偉い子だけど最終日までに終わるかわかんない!
『でも自由研究とか作文とかは無いし課題1枚1枚は基礎的な問題が多いし、まぁ元の世界よりは内容的にはマシ…なのか…?』
これは感覚が麻痺し始めてるのか…?それとも事実?それともあまりの多さにテンションが高いからそう思えてるだけ?誰か教えてくれ。
リンゴーン
『ん誰だろ…アズアズさんとウァラクちゃんが入間くんに会いに来たのかな』
それなら私よりも入間くんが出た方が良いか。課題進めよ。
数分後
リンゴーン
『え、また?』
入間くん出てないのかな。それなら私が出ないと…
(一応、入間くんの部屋覗いとこ)
『ってあれ!?皆どうしたの!?』
「みんなでウォルターパーク行くための予定立ててるんだ!」
『入間くん…そうだったんだ…じゃ、ごゆっくり〜』
「いや待て待て待て!!なんでAちゃんが普通に居るの!?」
『だってここ家…』
「嘘でしょ!?」
普段嘘ばっか付いてるけどすまんね、これは本当なんだわ。
『訳ありでね〜居候してんの』
「…詳細は聞かないでおくよ」
「あ、それよりもAちゃんも一緒にウォルターパーク行かない?」
『エリザちゃん…良いの?』
「えぇ!元々誘うつもりだったし大丈夫よ〜」
『じゃあ行く!!』
―――
とは言ったものの…ウォルターパーク…なーんかあった気がする…なんだっけな…
『…本格的に年取ってきたなこりゃ』
「Aさん、聞いてますか?」
『え!あっ!オペラさん…聞いてませんでした!』
「…全く……もう一回言いますよ。ウォルターパークの送り迎えは私が致します。10時半待ち合わせということで最低でも8時半には出発しますのでそれまでに準備しておいてください。」
『はい!わかりました!!』
何かあった時はもうその時に対処法考えよう!!それが1番だよね!!うん!!
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作者名:朱莉 | 作成日時:2022年5月8日 9時