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入学式 ページ3

校門をくぐり、まわりに知り合いがいない

ことを確認すると、体育館に向かう。

案内された席に座り、体育館をぐるりと見渡す。能力の系統に

よって色の違う制服を着た、自分と同い年の新入生が約200人、

話しながら楽しそうに、まわりを見渡して不安そうに、あくび

をしながら退屈そうに、席に座っている。

隣の人は・・・なんとなく見たことがあるような気がした。

多分気のせいだろう。と思うことにする。

「定時になりましたので、これより、王立魔法学校入学式を始

めさせていただきます。司会は、生徒会副会長の月影 宙が務め

させていただきます。」

と言うアナウンスが流れ、入学式が始まった。

「では、生徒会長、お願いします。」

生徒会長。どんな人なのだろうか。

「新入生の皆さん!入学おめでとうございます!」

かなり元気そうな人だ。本当に生徒会長なのだろうか。

「私は生徒会長の宇野 朝陽だ!これから、私達と一緒に学校

生活をエンジョイしよう!」

まさかこんな人でも生徒会長になれるとは・・・

「生徒会長、ありがとうございました。続いては・・・」

生徒会副会長も、大変そうだな。・・と思ったのだった。


――――*――――*――――*――――*――――*――――*――――


ナマケモノ更新ですみません・・・

再開【ここから沙來side 】→←【人物紹介】主人公



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作者名:しろいゆき | 作成日時:2018年1月22日 21時

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