239 midnight meeting again �� ページ39
ー
ZL「……そっか…」
私の返事に、それだけ呟いて
ジュノンはそっと、私の手を放した。
「……うん」
それだけ呟けば、
静かに流れる沈黙。
初夏の生温い風が、頬を撫でた。
ZL「はあ〜〜〜っそっかぁ……、
うん……、あーー…、……へへっ」
「……え？？」
え、何？
この子…笑った？？←
ZL「ははっ……なんか…へへ…笑えてきた(笑)」
「えぇ？？なんで…、」
そう言いかけて、やめた。
暗がりで、街頭にぼんやりと照らされた、ジュノンの横顔
白いほっぺたに…ちょっとだけど
涙が流れてる、気がしたから。
……ごめんね
また、心の中で呟いて、
へへ、と笑うジュノンに、少しだけ微笑み返す。
ZL「はあ〜〜…でも、良かった。僕の気持ち言えて」
「……うん。私も、聞けて良かったよ」
そう答えれば、
…ね、ヌナ？と、返ってくる、少し不安そうな声。
ZL「……これからも、仲良くしてくれる？」
そう言って、私の顔を覗き込む彼の頬には、
もう、涙は流れていなかった。
……私の、見間違い、だったのかも。
「……うん、もちろん！！」
笑顔でそう答えれば、
ジュノンも、嬉しそうに微笑む。
ごめんね、ジュノン。
だけど、ありがとう。
これからも、
"友達"として、よろしくね。
.
ーーーーーーー
それから、しばらく話をして
ジュノンは宿舎に戻って行った。
ジュノンが帰る直前、
彼は、ぱっと私の方を振り返って
ZL『……ヌナは、告白しないの？』
と、尋ねてきた。
その質問に、思わず戸惑えば、
ZL『……僕、ヌナなら、上手くいくと思うよ』
そう言って、笑って、
おやすみ！と手を振って、行ってしまった。
……その言葉に、
特別な根拠があるわけじゃないのは、知ってるけど
なんだか…背中を押された気がして
ある決意をひとつして、
私は、ある人に、連絡を取った。
『……もしもし？』
「…ごめん、寝てた？」
『んーん、ラジオの台本見てたところ。
……どうしたの？』
「…明日、何時まで仕事？」
『明日ってか、今日でしょ？
今日は〜…あ、あった。10時までだよ』
10時…、
明日は確か、私もそれくらいで終わるはず。
「……だったらその後、そっち行ってもいい？
…ちゃんと、話したいから」
『…うん、いいよ。分かった。じゃあ…待ってるね』
それだけ伝えて、
私は、電話を切った。
明日…ちゃんと、伝えよう。
ー
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green_bee(プロフ) - ヒョギとくっついてホッとしました。良かった、良かった。いろいろグループが出てきて、知らなかったグループは覚えましたよー。あーソンジェってこの子かー、言いそうとか、楽しめました。なんだかんだ、えねねん好きってとこが何となく良かった。面白かった (2015年9月6日 14時) (
レス) id: c398d0834b (このIDを非表示/違反報告)
paomin5(プロフ) - ワガママ言うと、2人とソンジェの最後の絡みが見たいです(笑 (2015年8月18日 4時) (レス) id: ea024238f7 (このIDを非表示/違反報告)
paomin5(プロフ) - はじめまして！お疲れ様でした！ハグキスで色々なグループに出会いました。毎日更新が楽しみで、読んでいて楽しかったです！これからも面白いお話期待してます。最後に、ウリマンネ万歳！ウリハヌル万歳！ありがとうございました。 (2015年8月18日 4時) (レス) id: ea024238f7 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませてもらっていました。ほんとに素敵な小説でした :)終わり方もほんとによかったです。お疲れ様でした！ (2015年8月18日 0時) (レス) id: 2cced91309 (このIDを非表示/違反報告)
瑠良(プロフ) - 妖精さん» 妖精さん！またコメントありがとうございます^ ^あともう少しでエンディングなので、どうか最後まで見守ってくださーい！ (2015年8月14日 11時) (レス) id: 3eaa58b90a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠良
| 作成日時：2015年6月4日 3時
