218 jk detective ページ18
ーSide of BTS JungKook
Aヌナとのカムバックから、1週間。
「ねぇ！見てオンニ！！このユラオンニ！！激かわ！！！鬼かわ！！！天使！！！」
『分かったユラは確かに可愛いからメイク中に顔動かさないで』
……う る さ。←
僕イヤホン着けてるのに、Aヌナの声超鮮明に聞こえるんだけど。
そのせいでリンキンパーク聴こえないし。
それが、いつも通りのハイテンションならいいんだけどさ、
「は〜〜…」
……ほら、やっぱり。
ひとしきりヘアメイクのヌナに絡んで、
メイクが終わってヌナが席を外した瞬間、これだもん。
先週こそ、結構ずっとニコニコしてて、
あ、元気になったな、って思ってたけど、
今週に入って、なんか…投げやりになってきて。
無理に笑ってるっていうより、
諦め感が漂ってるっていうか…
…まだ、悩んでるんだよね、きっと。
JK「……ヌナ」
「ん？なーに私の可愛い可愛いグゥちゃん」
何そのジミニヒョンみたいな返事。←
…まあ、それは無視して。(無視かい)
JK「…会ってきた？大切な人」
ーーMV撮影の時、
ヌナの個人シーン撮影の後に、僕も泣くシーンの撮影があって。
その時にたまたまその場にいたナムPDニム(ヌナのPDさん)が、僕に言ったんだ。
PD『ジョングクくんも、ハヌルと同じ事したら、大号泣出来るかもね〜』
JK『……同じ事？』
PD『大切な人が、自分から離れて行くのを想像するんだよ。
……ハヌルは、誰のことを考えたのかな』
……その、ヌナの大切な人が、誰かまでは分かんないけど
"大丈夫だよ"
"その人は、ヌナから離れたりしないから"
"聞いてみたら？その人に"
…もし、そのことで悩んでるんだったら、
その人と会って話して、カムバック前に解決して、
また元気になってほしいって思って、そう言ったんだけど。
僕の問いかけに、
驚いたように顔を上げて、
鏡越しにじっと僕を見つめるヌナ。
…MV撮影の時も、こんな顔してたな。
てことは、
会ってないんだね。(見抜く)
「な、え？？ど、どういうこと？？」
いや焦りすぎでしょ。
まあ、でも動揺するか。
僕にはバレないようにって、笑おうとしてるんだもんね。
…じゃあ、今は騙されてあげる。
"今は"、ね。
JK「んーん、独り言」
「は！！？？独り言大きいよグク！！！あとイヤホンから"ウェーーーーー"って音漏れてるよ！！！」
JK「ヌナの声で聴こえなかったの。あとこれシャウトだから」
219 jk detective �□�←217 B.A.P's house
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 487人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
green_bee(プロフ) - ヒョギとくっついてホッとしました。良かった、良かった。いろいろグループが出てきて、知らなかったグループは覚えましたよー。あーソンジェってこの子かー、言いそうとか、楽しめました。なんだかんだ、えねねん好きってとこが何となく良かった。面白かった (2015年9月6日 14時) (
レス) id: c398d0834b (このIDを非表示/違反報告)
paomin5(プロフ) - ワガママ言うと、2人とソンジェの最後の絡みが見たいです(笑 (2015年8月18日 4時) (レス) id: ea024238f7 (このIDを非表示/違反報告)
paomin5(プロフ) - はじめまして！お疲れ様でした！ハグキスで色々なグループに出会いました。毎日更新が楽しみで、読んでいて楽しかったです！これからも面白いお話期待してます。最後に、ウリマンネ万歳！ウリハヌル万歳！ありがとうございました。 (2015年8月18日 4時) (レス) id: ea024238f7 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませてもらっていました。ほんとに素敵な小説でした :)終わり方もほんとによかったです。お疲れ様でした！ (2015年8月18日 0時) (レス) id: 2cced91309 (このIDを非表示/違反報告)
瑠良(プロフ) - 妖精さん» 妖精さん！またコメントありがとうございます^ ^あともう少しでエンディングなので、どうか最後まで見守ってくださーい！ (2015年8月14日 11時) (レス) id: 3eaa58b90a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瑠良
| 作成日時：2015年6月4日 3時
