213 they are... ページ13
ーSide of VIXX N
ハヌル: えねねん 明日 ご飯
Aからそんなカカオが届いたのは、昨日のこと。
たった3つの単語(しかもひとつ俺の名前)だったけど、大体、言いたいことは分かった。
N: 俺と2人？
そう返せば、
ハヌル: うん
すぐそう返事が来た。
…俺と2人？
ヒョガとか、誘わなくていいのかな？
一瞬そう思ったけど、すぐ思い出した。
この間の、ヒョガの呟いた言葉。
"俺…どうしたらいいんだろ"
…Aとなんかあったのかって聞いても、誤魔化されてそれ以上追求は出来なかったけど。
たぶん、何かしらあったんだよね。
きっとAも、
俺に言うくらいだから、ヒョガとのことだろうな。
……にしても、
あの2人の関係って、本当、何なんだろう。
.
ーーーーーー
Aの話は、あまりにも抽象的なものだった。
甘え過ぎてた、って、何のこと？
確かにAはヒョガのこと頼りにしてるなって思ってたし、俺たち以上にヒョガのこと信頼してるとは思ってたけど。
ヒョガは…Aのその気持ちを、
嫌がったり、してないんじゃないかな。
いや、むしろ…嬉しかったんじゃない？
まあ、俺の予想だから分かんないけど。
……ひとつ分かるのは、
ヒョガもAも、
お互いのこと、考えすぎでしょ。
…この2人、本当に、
お互いのこと、"親友"だって、思ってるのかな。
N「Aはさ、ヒョガのことどう思ってるの？」
目の前でチヂミを箸でつつくAに問いかければ、
「好きだよ？…私の、大事な親友として」
俺の目を見ることもなく、そう答える。
……ほんとに、それだけ？
N「…それって、本心？」
少し突っ込んだ質問をすれば、
ちらっと俺の方に視線を向ける。
「…親友でいたいの。
……離れて行って欲しくないから」
そう言って、また視線を下げる。
…それって、さ。
やっぱり、違うんじゃない？
そう思ったけど、それ以上は追求しなかった。
だって、俺がどうこうできる問題じゃないもん。
もうヒョガだって、マンネだけど立派な大人だし、
こういうのは、本人たちでなんとかしないと。
あんまり口挟むと、ヒョガもヒョン離れ出来ないからね。←
…だけどひとつ言えるのは、
二人とも、お互いのこと、大好きだね。
N「…俺はずっとAの側にいるよ？」
「なにそれ怖い」
N「…………。」
……本当にこの子達、
何なの。(怒)
.
214 fan's blog→←212 rely on ��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 487人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
green_bee(プロフ) - ヒョギとくっついてホッとしました。良かった、良かった。いろいろグループが出てきて、知らなかったグループは覚えましたよー。あーソンジェってこの子かー、言いそうとか、楽しめました。なんだかんだ、えねねん好きってとこが何となく良かった。面白かった (2015年9月6日 14時) (
レス) id: c398d0834b (このIDを非表示/違反報告)
paomin5(プロフ) - ワガママ言うと、2人とソンジェの最後の絡みが見たいです(笑 (2015年8月18日 4時) (レス) id: ea024238f7 (このIDを非表示/違反報告)
paomin5(プロフ) - はじめまして！お疲れ様でした！ハグキスで色々なグループに出会いました。毎日更新が楽しみで、読んでいて楽しかったです！これからも面白いお話期待してます。最後に、ウリマンネ万歳！ウリハヌル万歳！ありがとうございました。 (2015年8月18日 4時) (レス) id: ea024238f7 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませてもらっていました。ほんとに素敵な小説でした :)終わり方もほんとによかったです。お疲れ様でした！ (2015年8月18日 0時) (レス) id: 2cced91309 (このIDを非表示/違反報告)
瑠良(プロフ) - 妖精さん» 妖精さん！またコメントありがとうございます^ ^あともう少しでエンディングなので、どうか最後まで見守ってくださーい！ (2015年8月14日 11時) (レス) id: 3eaa58b90a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瑠良
| 作成日時：2015年6月4日 3時
