211 rely on ページ11
ー
MV撮影の、翌日。
耳に残るのは、
昨日の、ジョングクの言葉。
"その人は、ヌナから離れたりしないから"
"聞いてみたら？その人に"
…そのグクの言葉を丸呑みした訳ではありませんが、
私、今晩、
とある方をお食事に誘いました。
てなわけで、
只今午後10時、
その方のお仕事の関係上、遅めの夜ご飯。
先に通された個室で、
その方を待ってるなうです。
(ちなみに前ヘリオンニと来たお店)
会うのも久々だし、
何より、私からご飯に誘ったのなんてもしかしたら初めてかも。
…だけど、
今頼るなら、この人しかいないでしょ、って、思ったんだもん。
話聞くなら、この人だって。
なかなか来ないお相手に、
先に注文を済ませてぼんやり携帯をいじっていると、
ガラッと個室の扉が開く。
そして、
「ごめん、遅くなっちゃった」
と謝りながら、
口元の黒いマスクを外す。
…やっと来た。
ささっと前髪を整えてから、
ふぅ、と息を吐いて私の前に座る、
本日のディナーのお供。
「……あれ、Aまた痩せた？」
「え、ううん。ちゃんと食べてるよ」
「これからカムバなんでしょ？もっと食べて体力つけないとダメだよ。これから暑くなるんだし」
「……オンマじゃん」
「怒るよ」
そう言ってむっと顔をしかめるけど、
全っ然怖くない。むしろ面白い。←
ごめんごめん、と適当に謝れば、
もー、と少し呆れたようにメニューを開く。
「もう先頼んじゃった」
「え、何頼んだ？」
「私が食べたいもの。」
「それ絶対炭水化物ばっかりでしょ。野菜も採らないと肌荒れするよ」
「……地黒の女子か」
「……ほんっとに一回本気で怒るよ？」
「ごめんって〜オッパぁ〜〜」
そんなこと言って、
絶対私には怒らないこと、知ってるんだから。←
オッパ呼びすればイチコロなこと、知ってるんだから。←
ほら、
「もーー…調子いいんだから！！」
こうやって機嫌良くなることくらい、
とっくに把握済みなんだから。←
とりあえず店員さんにビールと枝豆(ここらへん年を感じるよね)を頼んで、
さて、と真剣に私に向き合う。
「……で、どうしたの？何があった？」
あ、お兄ちゃんモードだ。
これ入ったら私、
甘えることしか出来ないんだよね。
「……ハギョンオッパ」
N「………ん？」
呼びかければ、
少し首を傾げて、私の顔を覗き込む。
はい、そうです。
今夜の晩御飯のお供は、
VIXXリーダー、チャハギョンさんです。
ー
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green_bee(プロフ) - ヒョギとくっついてホッとしました。良かった、良かった。いろいろグループが出てきて、知らなかったグループは覚えましたよー。あーソンジェってこの子かー、言いそうとか、楽しめました。なんだかんだ、えねねん好きってとこが何となく良かった。面白かった (2015年9月6日 14時) (
レス) id: c398d0834b (このIDを非表示/違反報告)
paomin5(プロフ) - ワガママ言うと、2人とソンジェの最後の絡みが見たいです(笑 (2015年8月18日 4時) (レス) id: ea024238f7 (このIDを非表示/違反報告)
paomin5(プロフ) - はじめまして！お疲れ様でした！ハグキスで色々なグループに出会いました。毎日更新が楽しみで、読んでいて楽しかったです！これからも面白いお話期待してます。最後に、ウリマンネ万歳！ウリハヌル万歳！ありがとうございました。 (2015年8月18日 4時) (レス) id: ea024238f7 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませてもらっていました。ほんとに素敵な小説でした :)終わり方もほんとによかったです。お疲れ様でした！ (2015年8月18日 0時) (レス) id: 2cced91309 (このIDを非表示/違反報告)
瑠良(プロフ) - 妖精さん» 妖精さん！またコメントありがとうございます^ ^あともう少しでエンディングなので、どうか最後まで見守ってくださーい！ (2015年8月14日 11時) (レス) id: 3eaa58b90a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠良
| 作成日時：2015年6月4日 3時
