Hug me, kiss me! -2- (ページ25)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:363,656 hit

75 talk with ideal nuna ページ25

ーSide of BTS JungKook

ーーーずっと、
この人は、僕のこと嫌いなんだなって思ってた。

だって、初対面で、
ただ見ただけなのにあんなに顔しかめられたら、普通そう思うでしょ。

まあ、あの瞬間ちょっとムッとして、
名前も言わず、握手も無視した、僕も僕だけど。

ジミニヒョンとかテヒョニヒョンとは楽しそうにワイワイしてるのに、
僕と目が合うと、必ず嫌そうな顔をする。

その顔を見るたびに、
なんで僕こんなに嫌われてるんだろ、って、自然とため息が出た。

なんか、
それが誤解招いてたらしいけど。

ーーー実は、
ジミニヒョンが楽屋に連れて来る前から、"ハヌル"が気になってた。

……だって、
まさに、僕の理想のタイプなんだもん。

色白で、背が高くて。
派手じゃないけど、綺麗な顔立ち。
それが、笑うと少し幼くなる。

まあ、あんなにテンション高いとは思わなかったけど。

それもまた、飾りっ気がなくて、いいなって。

……そんな人に嫌われてるって思ってたから、余計にひねくれてたのかも。

「だって！！！ジョングクくんすっごい怖かったんだもん！！！ぐわって睨まれたから！！！」

JK「睨んでないですよ、ただ見ただけです」

「えぇ！！？？ただ見ただけであれ！！？目力で目爆発するんじゃない！！？」

JK「意味わかんないです」

一応、誤解が解けて、
しばらく2人で話してるけど、
やっぱりハヌルさん、面白い。

さすが、ジミニヒョンたちと張り合えるだけあるよ。テンション高い。

「あ～～……でも、よかった」

JK「何が？」

「ジョングクくんが私のこと嫌いじゃなくて。私、結構心折れてたんだから！！」

そう言って、あははっと笑顔を見せるハヌルさん。

んーー……やっぱり、
限りなく僕の理想に近い。

JK「……僕も、良かったです。嫌われてなくて」

ーーーそれからも、しばらく話をして。

これまで1年くらいの確執はとれたかな。
……まあ、ジミニヒョンたちと同じくらい仲良くなるには、まだまだかかりそうだけど。

「……ジョングギ、いい。決めた、私ばんたんではジョングクに懐く」

JK「ヌナ、僕年下だよ」

「知らない！！！絶対私より精神年齢上！！！てかほんとに97line！！？若！！！」

JK「はいはい」

これからもっと、
近づければ、いいかな。