Hug me, kiss me! -2- (ページ24)

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74 talk with golden makne ページ24

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JK「……何ですか？」

「あ、えーーっと……その………」

い、勢いで引き止めたはいいものの……、

伏せ目がちに振り返ったジョングクくんに、
言葉がぱっと出てこない。

………こーなったらもう、
なるようになれ、だ！！！！！

「ジョングクくん！！！」

JK「……はい？」

「私のどこが嫌いなんですか！！！！」

言った！！！
言ったよ、ママ！！！！←

結構な大声で尋ねた私に、
ぽかんとした顔をするジョングクくん。

……え？？
何その心当たりないんですけど顔……。

JK「……あの」

「はいっっ？？？」

JK「声デカイです。目立つんで、そこの部屋入りましょ」

な、なんと……。
本当に年下なのか疑うくらいの冷静さ……。

落ち着き払ったジョングクくんは、
目の前の個室にスタスタと入っていく。

それに続いて、私も中に入る。

とりあえず扉を閉めて向かい合って座ると、
はあ、とジョングクくんはため息をついた。

で、
出た～～～～……←

JK「……ハヌルさん」

「は……はい？」

JK「僕のこと嫌いですよね」

なぬっっ！！！？？？
まさかの言葉を口にするジョングクくんに、
思わず眉間にシワが寄る。

その私の顔を見て、ほら、とジョングクくんはまたため息。

えっえっ！！？？
いやいや、違うって！！！

「き、嫌いじゃないよ！！？」

JK「眉間にシワ寄ってますよ。僕と目が合うといつもです」

「いや、それは！！！」

それは！！！
ジョングクくんが！！ため息つくから！！！

私がそう弁解する前に、
ジョングクくんは机に肘をついて、ぽりぽりと首を掻く。

JK「…僕はハヌルさんのこと、嫌いじゃないですよ。
でも、ハヌルさんは僕のこと嫌いだと思って、今まで距離置いてました。わざと」

………ほぇ？？

てことは、何だ。
私たち、
2人とも……同じこと、思ってた？？？

「………私も、ジョングクくんが私のこと嫌いだと思ってた……。」

な、なーーんだ……。
じゃあお互い、相手が自分を嫌ってるって思って近寄らなかったのか……。

なんつー誤解……。

私が呟くと、ジョングクくんはぱっと顔を上げた。

JK「……なんだ、じゃあ、勘違いだったんですね」

そう言って、大きな目を細めて、ふにゃっと笑う。

うぎゃっっ！！！！
か、可愛い……！！！！←

ーーーなんか、そんなこんなで…、
ジョングクくんと、和解(？)成功！！！いえい！！！