Hug me, kiss me! -2- (ページ21)

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B.A.Pのカムバックも終わって、
もうすぐ、私の『Magnetic』活動も終わる。

来週にはサイン会もあるし、
ラストスパート！！！

今日はこの収録終わったらおしまいだし、
気合い入れて行くぞ～～！！！

MG「ハヌル、スタンバイ」

「あ、はーーいっ！！！」

マネオッパに呼ばれて、廊下に出る。
舞台裏に向かって歩いていると……、

「「あ」」

目の前から歩いてくる、
見慣れた7人組。

JM「A～！スタンバイ？」

「うん、そうだよ～」

V「うわーぉ、今日の衣装すごいかわいい！！！俺好み！！！」

「んー、テテの好みは知らない」←

おそらくステージ終わりのばんたんに遭遇！

お～～、
今回の曲もかっこよさそう！！！

JN「体調はもう大丈夫？」

「うん、すっかり元気！あの時はありがとうございました！！！」

JH「いや、俺ら何もしてないよ～(笑)」

V「俺のおかげで元気になった！？？」

うん、テテのおかげではない。←

ジミナには運んでもらったけど、
テテに関してはタオルケットでぐるぐるにされただけだからね。しかも楽しんでたし。
別にいいけど！！

しばらくばんたんの皆(もちろん6人です)と話していると、

「あ、」と、
何か思い出したようなジミン。

JM「A、今日このあと仕事ある？？」

「ん？ううん、今日はないけど…」

私が答えると、
お、よし！！とジミナは満面の笑みを浮かべる。

ん？？？何？？？

JM「じゃあ、俺らとご飯行こーよ！！」

「「え」」

……………ハモった。

見事にハモりましたね、
え、って戸惑いの声が。

もちろん、

私を嫌ってる黄金マンネ、
チョンジョングクくんと。

JM「なんだよジョングギ～さっきの話聞いてなかったのか？」

JK「聞いてないです」

V「ま～別にいいじゃん！！A、行こ！！」

「え、えぇ～～…………」

いや、行きたいよ！？？
ばんたんとご飯とか、楽しいに決まってるでしょ！！

だけど、
だけどだよ！！？

私の目の前で微妙に眉間にシワ寄せてるこの少年のことを考慮すれば、

私、
ぜっったい、行くべきでないですよね！！？？

返事に迷いながら視線を彷徨わせると、
ばちっと、噂のマンネ君と目が合う。

………まあ、すぐ逸らされましたけど。

首に手を当てながら小さくため息をついて、
黄金マンネは、呟いた。

JK「………好きにして下さい。」

そして、
私に背を向けて、歩き出してしまった。