Hug me, kiss me! -2- (ページ17)

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67 you hate me ページ17

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私とばんたんの出会いは、デビューの年。

たまたま音楽番組の収録で隣の席になったジミナと仲良くなって、
ジミナを通してテテと仲良くなって、

カムバックが少しかぶった時に、2人に楽屋に連れて行かれて(←
それで、他のメンバーとも仲良くなった。

……まあ、ひとりを除いて、だけど。

ーーーーーー

JM「たぶんAの好みはジョングギだと思うな～」

楽屋に行くまでの廊下で、
確か、ジミナはそんなことを言ってた。

V「Aの好みってー？」

JM「あんまり自分から話さないけど、意外とその場を楽しんでる人だって」

V「え、ジョングギ？んー…、まあ、たまにそういう時もあるかも！！」

そういえばこんなこと言ってた……。
まあ、確かにばんたんの中では落ち着いた子だよね。よく出来たマンネだよ。

その時の私は、正直ちょっと期待してたさ。

Aは絶対ジョングギ気に入る！！！とか言い切られるし、会いたいな、と思ってたさ。

まあ、出会った瞬間、
その淡い期待は粉々に砕け散るんですがね。

JM「ジョングギ！！こっちおいで！！！」

楽屋に入るや否や噂のマンネを呼び寄せるジミナ。

へっ！？いきなり本命！！？？←

ジミナに呼ばれて立ち上がったのは、
勝手に作り上げてた私の想像とは異なる、可愛い雰囲気で、THEマンネみたいな子。

あれ、可愛い。背高いけど。

「あ、えっと……ハヌルです。よろしくお願いします」

とりあえず挨拶をして手を差し出すと、
目の前に立った美少年は、その手をちらっと見る。

それから、すっと私に視線を上げた瞬間、
ぞくっと、背筋に悪寒が走った。

……こ、怖っ………。

JK「………どうも。」

ーーーそれだけ言って、
ジョングクくんは私の手を取ることも、
今思えば名乗ることすらなく、私に背を向けた。

空気が凍りつくってのを、あの時初めて体験した。

そして、直感した。
あの子、
私のこと、嫌いなんだなって。

………だって！！！
その後も何回かばんたんの楽屋にお邪魔したけど、ジミナたちとは楽しそうにしてるし！！！

私以外の女の人とは、まあまあ普通に話したりしてるし！！！

最初は私も、仲良くなろうと努力したさ。
でも、気付きましたね。あ、これ、無理だって。

そこから、ジョングクくんとは、話してません。

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