Hug me, kiss me! -2- (ページ16)

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66 BTS's waiting room ② ページ16

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身体あっためないと、
というホソクオッパの助言のもと、
私はタオルケットでぐるぐる巻きにされました。
(もちろん95lineのあいつらによって)

そして、向こうでは……

ーーがしゃんっ

SG「ナムジュン、なんか割った？」

RM「………カップが1人でに割れました」

JN「どうやったら触っただけで割れるの(笑)」

しょうが湯あるよ、というジンオッパの提案により派遣されたナムジュンオッパがそれを淹れてくれているんだけど、

さすが破壊の神、
カップ割ったみたいです。

ぐるぐる巻きの私の隣ではジミンとテテとホソクオッパがわちゃわちゃしてて、
向こうではオッパたちがしょうが湯と格闘してる。

………そして、さっき思い出したんです。

私、ばんたんの楽屋にいるってことを。

ばんたんって、7人組なんですよ。
だけど、私と話すのは、いつも6人。

え？あと一人は？って思うでしょ？

もしかしていつもその場にいないの？って思った？

……違います、ちゃんといますよ。
でも、話したこと、ほとんどない。

なぜなら、
嫌いだから。

…………彼が、私を。

「………………。」

……あ、目、合った。

私の真ん前、少し遠めの椅子に座って携帯をいじってる彼は、
ちらっとだけ私に視線を向けると、

あからさまにため息をついて、また画面に視線を落とした。

……どんだけ私のこと嫌いなんだよ、

チョンジョングクくん。

私にも天敵はいますが(ユ◯ソン◯ェとキムジ◯ン◯ン)、
この子の場合は、逆。

きっとこの子の天敵は、私なのだ。

………黄金マンネよ、
私は、君が怖いよ。(ガクブル)

RM「お待たせ、ハヌル。しょうが湯」

「あ、ありがとうオッパ……」

ナムジュンオッパからカップを受け取る。

あったかいしょうが湯を飲むと、少し落ち着いた。

V「ジョングギ！！ジョングギ見て！！！これ面白くない！！？」

JK「あー、面白いですね。あはは」

JM「全然感情こもってないんだけど(笑)」

皆はジョングクくんが私のこと嫌いなの知らないのかな……？

ちょっと機嫌悪そうなの絶対私のせいだと思うんですけど。
可愛い顔してるのに……怖いよ、マンネ。

ーーーしばらくすると、ばんたんはもうスタンバイで。

なぜか私を残して、皆は楽屋を出て行く。

最後のジョングクくんは、ちらっと私を見て、
またため息をついて、出て行った。

……………。

ヌナ、悲しい…………。(泣)