195 can't bear ページ45
ーSide of VIXX Hyuk
Aと会ってから、3ヶ月が経とうとしていた。
あれから、連絡も取ってない。
いや…出来ない、が、正しいかな。
あの日、とっさに腕を掴んだ俺に向けた、
Aの戸惑った表情が、頭から離れない。
…だけど、聞かずには、いられなかった。
いつも俺の前だけで涙を流すAが、
俺の前でも、笑ってたから。
もしかしたらこのままAは俺から離れて行って、
俺はAの親友ですらいられなくなるんじゃないかって思ったら、
引き止めずには、いられなくて。
…そんなことしちゃったから、
なんだか、気まずくなっちゃったんだけど。
HK「はあ……」
…心配かけたくないし、
ヒョンたちの前で、あからさまに落ち込むことは出来ない。
…さて、普通にしなきゃ
パシ、と頬を叩いてリビングに戻ると、
KE「あ、ヒョガ！A出てるよ！」
HK「え？何にですか？」
KE「ウギョル！」
……え？
ジェファニヒョンに促されるままテレビに目を向けると、画面に映っていたのは、
Aと、
マークさん。
…………え、何、これ。
微笑み合う2人に、
ぎゅっと胸が苦しくなる。
…画面の中の2人は、
俺には、"本物"にしか見えなかった。
HK「……俺、眠いんでもう寝ますね。おやすみなさい」
ヒョンたちにそう告げて、
そそくさとリビングを出る。
寝室に入ってすぐ、ため息が出た。
……やっぱり、嫌だ。
さっきのを見て、はっきり分かった。
Aが誰かと付き合うなんて、
今の俺には、耐えられないよ。
…だけど
Aに、そんなことは言えない。
言った瞬間、
本当に、俺はAの親友じゃなくなる。
…それは、怖い。
今の関係は、崩したくない。
…でも、もう、
今までみたいには、振舞えない。
"親友"としてAの側にいる自信なんて、ない。
…俺、
どうしたらいいの？
そんなことを考えていると、
ガチャ、と寝室の扉が開いて、ハギョニヒョンが入ってきた。
…色々考えすぎて、
思わず口から、心の声が漏れた。
………しまった。
N「……Aとなんかあった？」
すかさずそう聞いてくるヒョン。
だけど…ヒョンには、言えないよ。
HK「何でもないです。大丈夫」
そう答えて、笑ってみせる。
N「…無理しちゃダメだよ？」
HK「発言がリアルオンマ」
N「…そんな減らず口叩けるなら平気だね」
……全然、平気じゃないよ。
俺、
これから、どうすればいいんだろう。
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妖精(プロフ) - マークかヒョギとくっ付きますように … 笑 いつも更新楽しみにしてます！ (2015年6月5日 5時) (
レス) id: 54085fe92e (このIDを非表示/違反報告)
留実 - くっついて欲しいのはヒョギですね！ (2015年6月3日 19時) (レス) id: 28fb41de51 (このIDを非表示/違反報告)
riina(プロフ) - ガッセのマークかバンタンの誰か (2015年5月12日 22時) (レス) id: e0ee8bc586 (このIDを非表示/違反報告)
もももえ - マークかジュノンです！ (2015年5月6日 21時) (レス) id: 4d9f155e5f (このIDを非表示/違反報告)
ちょり - ヒョギちゃんが！やっぱり見たいです…！！（熱望） (2015年5月6日 19時) (レス) id: b24d7aa07e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠良
| 作成日時：2015年4月15日 2時
