184 i loved you ページ34
ー
MK「わー、うまい！」
「ほんと！？よかった〜！」
ま、レシピ通りに作っただけだけどね！←
もぐもぐ食べてくれるマークに、
ほっと胸をなで下ろす。
そして、
あっという間に一切れ完食。
MK「あー、美味しかった。ありがとね」
そう言って、
ぽんぽん、と私の頭を撫でる。
…本当にマークが旦那さんだったら、幸せだろうね。
未来の奥さん、
期待していいですよ。←
…って、あ。
「…あ、マーク、ちょっと止まって」
MK「ん？」
本当に動きを止めたマークの口元に手を伸ばして、
口の横に付いたチョコを指で取る。
んー、うまく取れない。…あ、取れた！
「はい、いいよ〜チョコ取れたから」
MK「…………うん」
小さく呟いて、
すぐ私から顔を逸らすマーク。
ん？？
一瞬不思議に思ったけど、
すぐにまた笑顔になった彼に、安心した。
MK「はあ〜…楽しかったね、今日」
「うん。楽しかった！」
1日だけだったけど、
本当に、付き合ってる頃に戻ったみたいで。
すごく楽しかったし、
すごく、幸せだったな〜…。
MK「…Aが俺の奥さんで、良かった」
ぼそっと呟くマーク。
…それ、私も思ってた。
マークじゃなかったら、こんなに楽しく撮影出来なかったよ、きっと。
「…私も、マークが旦那さんで良かった」
そう言って微笑めば、
ぱっと、マークは両手を広げる。
……ん？
きょとんとする私を見て、
あー、もー、と言いながら、
マークは私を抱き締めた。
………ほっ？？
MK「ありがと、A。Aと結婚できてよかった(笑)
それから……、
好き"だった"よ」
……え？
私にだけ聞こえるように囁かれた、最後の言葉。
好き……"だった"、って。
マークは私の肩に手を置いて、
少しだけ身体を離す。
MK「…幸せになれよ」
そう言って、
また、柔らかく微笑む。
…それはきっと、
番組の中で別れる、"ハヌル"に向かって。
そして同時に、
現実の、私に向かって。
「…うん。……マークも、幸せになってね」
そう言った途端、
視界が少し潤んだ。
…ありがとう、マーク。
私も、好きだったよ。
目から落ちそうになる涙を慌てて指ですくうと、
すっと、マークの顔が近付く。
私のまぶたにキスを落として、
もう一度、ぎゅっと抱きしめてくれる。
その懐かしい香りと腕の中で、
ぽろっと、涙がこぼれた。
ー
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妖精(プロフ) - マークかヒョギとくっ付きますように … 笑 いつも更新楽しみにしてます！ (2015年6月5日 5時) (
レス) id: 54085fe92e (このIDを非表示/違反報告)
留実 - くっついて欲しいのはヒョギですね！ (2015年6月3日 19時) (レス) id: 28fb41de51 (このIDを非表示/違反報告)
riina(プロフ) - ガッセのマークかバンタンの誰か (2015年5月12日 22時) (レス) id: e0ee8bc586 (このIDを非表示/違反報告)
もももえ - マークかジュノンです！ (2015年5月6日 21時) (レス) id: 4d9f155e5f (このIDを非表示/違反報告)
ちょり - ヒョギちゃんが！やっぱり見たいです…！！（熱望） (2015年5月6日 19時) (レス) id: b24d7aa07e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠良
| 作成日時：2015年4月15日 2時
