164 before his confession ページ14
ーSide of EXO KAI
TM「はあ？連絡取ってないの？？」
そう言って眉間にしわを寄せながら、
はあ、とテミンはあからさまにため息をつく。
本番直前。
挨拶回りを終えて、テミナと待機室のソファに並んで座って、最近の近況報告中。
俺が話したのは、
もちろん、Aとのこと。
TM「ジョンイニ、それはないでしょ。俺のこと考えてって言ったくせに連絡しないって、そんなん忘れられても何も文句言えないって！」
う。
珍しくテミンに説教くらった。
でも正論だから何も言い返せない。
……いや、
正確には、何度か電話した。
でも見事なまでに全部無視で、
折り返しでかかってくることもなくて。
もう俺、ブロークンハート寸前。
ほら俺、意外とガラスのハートだからさ。←
……って、
ふざけてる場合じゃないんだよ。
あんなこと言ったはいいけど、
正直、分からなかった。
どうやったらAの気持ちが俺に向くか、なんて。
TM「……もうさ、いい加減ハヌルちゃんも元彼に返事してるでしょ？早く告白すれば？」
KI「…………。」
……やっぱ、
言った方が、いいのかな。
ーーーーーーーーー
オープニング収録を終えて、気付いた。
……A、
挨拶、来てなくない？
TA「え？A来たよ？」
KI「は？」
CY「ジョンイナがいない時に来たぞ！俺とはいっぱい喋ってくれた！！」
DO「チャニョラ、嘘はよくない」←
……は、
何それ。
俺、
避けられてんの？
ちょうどその時、
収録後にどっかのグループの子に連れ去られたベッキョニヒョンが戻って来た。
そして、ばちっと目が合う。
BH「あ、ジョンイナ、ちょっと」
KI「え？」
何？
ヒョンが俺呼ぶとか、珍しくない？
CY「え、何！？ベクカイとか…え？俺得？」
DO「ちょっと黙って」
他の人たちと距離をとると、
ジョンイナさあ、と口を開くベッキョニヒョン。
BH「まだハヌルちゃんに告白してないんだって？」
KI「え？？」
はぁ？？
なんでベッキョニヒョンがそんなこと知ってんの？？
怪訝な表情を浮かべる俺にもお構いなしで、ヒョンは続ける。
BH「早く行動起こさないとさ、いつまで経っても意識してもらえないよ。それでいいの？」
………いいわけ、ないじゃん。
ヒョンのその言葉に、
どっかのスイッチが入った気がした。
KI「………俺、行ってくる」
そう言うと、
ベッキョニヒョンは満足げに笑った。
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妖精(プロフ) - マークかヒョギとくっ付きますように … 笑 いつも更新楽しみにしてます！ (2015年6月5日 5時) (
レス) id: 54085fe92e (このIDを非表示/違反報告)
留実 - くっついて欲しいのはヒョギですね！ (2015年6月3日 19時) (レス) id: 28fb41de51 (このIDを非表示/違反報告)
riina(プロフ) - ガッセのマークかバンタンの誰か (2015年5月12日 22時) (レス) id: e0ee8bc586 (このIDを非表示/違反報告)
もももえ - マークかジュノンです！ (2015年5月6日 21時) (レス) id: 4d9f155e5f (このIDを非表示/違反報告)
ちょり - ヒョギちゃんが！やっぱり見たいです…！！（熱望） (2015年5月6日 19時) (レス) id: b24d7aa07e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠良
| 作成日時：2015年4月15日 2時
