162 suddenly guest is ページ12
ー
「………やっと捕まえた」
こっ、この声…………。
「…………カイ、さん……」
なんと。
私が本日死ぬ気で出会わないように避け続けた天敵が、
なぜか今、
私の腕を掴んでる。
…………なぜだ。(真顔)
KI「俺のこと本気で避けすぎだから」
「避けてません」
KI「嘘つくな」
「嘘じゃないです」
KI「なら俺にもちゃんと挨拶来いよ」
げ。バレてる。
確かに、今日出演の先輩で唯一挨拶してない。
………別に頼むこともないけど。←
「………すいません。」
とりあえず謝ると、
KI「別に謝られに来たわけじゃない」
と一言。
……じゃあ何しに来たんだよ。(イライラ)
KI「……何しに来たんだって思ってんだろ？」
「はい、とてつもなく。」
KI「あいつとどうなったの？元カレ。」
は？？？？
いきなりそんな話振ってきやがるのか。
てか、それ聞くってことは………、
………うわ、嫌な予感。
……よし、こうなったら。
はぐらかし作戦、始動！！！！
「………別に、どうでもよくないですか」
なるべく素っ気なくそう言うと、
KI「………え、より戻したの？」
と、驚いたように目を見開く。
………さすがに、
嘘はいけませんよね。嘘は。
なので、
肯定はしません。
……否定もしないけど♪←
「カイさんには関係ないですから。」
これまた素っ気なく突き放すと、
驚いた顔から、少し悲しげな顔に変わる。
………めずらしい。
キムジョンインの表情から、
感情が読み取れる……。
……でも、こんな顔、初めて見た。
いつも、口だけ笑ってるか、
意地悪そうな顔してるだけなのに。
(それか眠そうな顔)
そんな顔されると……、
ちょっと、胸が痛む。
とっさに、ぱっと視線を下げた。
KI「…………A」
「……はい？」
KI「………付き合ってないだろ」
ほえぇ！！？？？
な、なぜバレた！！？？？
思わず目を見開くと、
さっきの感傷顔はどこへやら、
ふ、と勝ち誇ったような顔で微笑むキムジョンイン。
うっわ…………、
騙された………。
KI「分かりやす(笑)あー、面白い」
……どこがだよ(怒)。
前言撤回。
胸なんかどこも痛くありません。
むしろ痛んだ分の胸返せ。(怒)
ほぼ睨みつけるような視線を送る私に、
キムジョンインはなぜか一歩近づく。
そして、
ふわっと、
私の頬に、手を添えた。
…………って、
何コレ？？？
ー
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妖精(プロフ) - マークかヒョギとくっ付きますように … 笑 いつも更新楽しみにしてます！ (2015年6月5日 5時) (
レス) id: 54085fe92e (このIDを非表示/違反報告)
留実 - くっついて欲しいのはヒョギですね！ (2015年6月3日 19時) (レス) id: 28fb41de51 (このIDを非表示/違反報告)
riina(プロフ) - ガッセのマークかバンタンの誰か (2015年5月12日 22時) (レス) id: e0ee8bc586 (このIDを非表示/違反報告)
もももえ - マークかジュノンです！ (2015年5月6日 21時) (レス) id: 4d9f155e5f (このIDを非表示/違反報告)
ちょり - ヒョギちゃんが！やっぱり見たいです…！！（熱望） (2015年5月6日 19時) (レス) id: b24d7aa07e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠良
| 作成日時：2015年4月15日 2時
