call me…8 (ページ8)

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～渚 side ～

渚『…………………………………』

KH『…………………………………』

２人で真っ裸のままベッドに…

お互いに天井を見つめて無言…

“事後”

気まずい…

何でこうなった？

KH『………ごめん』

何で謝る？

KH『こんな事して…お前が弱ってるとこにつけこむような事してごめん』

天井を見つめたままそう言うキュヒョン

KH『…好きになって…ごめん…』

渚『何で謝る？』

KH『だって…お前…オレの事友達だと思って……だから今日だってこんなホテルで２人きりで飲む事…拒否らなかっただろ？』

確かに…

キュヒョンを男と認識してなかったし

まして私の事を好きだとは…

KH『いいよ…オレの事嫌って…軽蔑してくれて』

渚『………しないよ』

KH『え…？』

渚『キュヒョンの事…嫌ったり、軽蔑したりなんてしねぇよ』

こうなってしまったけど

それでも私はキュヒョンとこれっきりなんてなりたくねえ

KH『お前はアホか！オレは男として最低な事をしたんだぞ！？』

渚『それでも私はキュヒョンを斬りたくない…』

KH『自分が何言ってるか分かってんのか！？』

ははっ(苦笑)

分かってねぇかもな…

KH『オレ…都合の良いように解釈するぞ』

それでも良いかも…

ユノを好きになった時のドキドキはないけど…

ユノの事は諦めようって…

離れようって思えたけど…

お前からは離れたくねぇって思うんだ

この気持ちが“好き”なのかはまだ分かんねぇけど…

お前の傍にいたいと思うんだよ

KH『オレは…お前を彼女とみなすぞ？いいのか？』

渚『いいんじゃね？』

KH『正気か！？ユノヒョンに振られてな泣きすぎて頭がおかしくなったか！？』

渚『正気だ！(怒)そんな事言うなら辞めるか！？』

KH『…辞め…ない…辞めない…辞めない！』

渚『ぐえっ(汗)』

すっげー力で抱きついてきたキュヒョン

KH『渚♪』

顔を上げたキュヒョン

KH『すっげー好き！超好き！！メチャクチャ好き！！！』

渚『ふっ(笑)お前バカだな(笑)』

気持ち良いくらいの笑顔のキュヒョン

その笑顔を“可愛い”と思ってしまった私

ついさっきまであんなにユノの事が大好きだったのに…

こんなに簡単に他の男の女になるなんて

キュヒョン…

私の方こそ最低な女だよ…

こんな私を好きだと言ってくれて

ありがとな…