事件勃発 ページ38
意を決して高いドレスを買うことに…
だけどイェソンとの約束の日まで私の休みはもうない
だから休憩時間を使って大急ぎでショップを巡る
【こんなのは？】
手続きやら何やらでまだ働き始めていないチャコに画像を添付してアドバイスをもらう
ってことをかれこれ３件目
そろそろ決めないと私の休憩時間が…
【OK！】
やっと…やっとOKを貰った…
ドデカい箱に鎮座しているお高いドレスに気を遣いながら大急ぎで仕事に戻る
ロッカーに大事に大事にしまって、その後も仕事をするけど、やっぱりにやけてしまう(苦笑)
「何ニヤニヤしてんだよ」
「え？」
「彼氏とデートの約束でもしたか？」
「そんなんじゃないですよ！(///)」
「いいなぁ…オレなんて彼女が忙しすぎて」
「だから違いますって！(///)」
‘彼氏’じゃないんです
‘好きな人’なんです(///)
なんてルンルン気分で仕事も終わり帰り支度
ロッカールームに入って一目散にあのドデカい箱を確認
ムフッ♪ちゃんとある♪
箱を抱えて帰宅するとチャコとキュヒョンくんが来ていた
もう〜この２人はいっつも一緒なんだから♪
てか、何かあるとすぐ家に来ちゃうのね
今日もドレスを見たくて来てたんでしょ？
「早く開けて！実物見せて！」
「Aちゃん、どんなの買ったの？」
ほらぁやっぱり(笑)
「そんなに急かさないで(笑)ちゃんと見せるから♪」
３人で頭を突き合わせて
いざオープン！！
「！！」
「これ…」
「何で…」
開けた箱の中身はいくつもの切れ端になったドレス
どうゆうこと…？
これも？
今度は紛失じゃなくて…
「ひどい…」
「誰にやられた！？」
そんなのわからない
てか、頭が真っ白で…
ただ思うことは１つ
「これじゃ…行けない…」
イェソンと約束したご飯
サプライズの誕生日
本当に心の底から楽しみだったから…
「A…」
チャコがそっと私を抱き締めてくれる
「ほら…」
キュヒョンくんがティッシュをくれる
「まだ…行けないと決まったわけじゃ…」
「そうだよ！オレからヒョンに」
「言わないで…」
そんなの無理だよ
もうイェソンとの誕生日は絶望的…
私の目からは次々と涙が零れる
ドレスをビリビリどころか、粉々にされたことよりも
イェソンが祝ってくれる誕生日を無くしたことの方がショックが大きかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 187人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょん(プロフ) - りんさん» りんさん、こんばんは！やっと２人がくっつきました(笑)これからどんな２人になるのか…できれば波乱のない２人にしてあげたいです(≧∇≦)b (2017年12月3日 0時) (
レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - アツアツの2人になるのかな笑笑楽しみです(〃ω〃) (2017年12月2日 22時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - アツアツぎゅカッポー、兄さん大丈夫かな？ヒロインちゃん少しピンチ？な予感！ (2017年11月12日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - あは(〃ω〃)天然兄さん(〃ω〃) (2017年11月12日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん(プロフ) - りんさん» りんさん、いつもコメントありがとうございます！ヒロインちゃんの頑張りはまだまだ続きますよー(笑)今後もこのお話にお付き合いくださいm(_ _)m (2017年11月4日 21時) (レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちょん
| 作成日時：2017年10月9日 23時
