証し ページ15
車を走らせて、ほんの少し会話をしたらすぐ眠ってしまったAチャン
本番前３日間だっけ？徹夜は覚悟だって言ってたが
どうやら本当にそうなったとみた
局から割と近い場所にあるAチャンの自宅はあっという間に着いてしまう
ちゃんと家で寝かせた方が良いに決まってるが、助手席で気持ちよさそうに眠っているAチャンを見てると
このまま寝顔を眺めていたい衝動にも駆られる…が、ここは我慢だ
「Aチャン、着いたぞ」
「Zzzzzzzzzz…」
起きない…
「おぉい！起きろー！」
「…ん〜…もうちょっと〜…」
！！！
‘ん〜’って何だよ！
‘もうちょっと〜’って！
可愛いじゃないか！！
よし！このまま寝かせておこう！
ってオレのバカやろう！！
このまま寝かせてたら余計に疲れさせるだろっ！
「Aチャン！起きてくれ！！」
「はっ！ゴメン！寝てた！！」
やっと起きてくれた…(疲)
「ごめんね！家まで送ってくれてホントにありがとう！イェソンも早く帰って早く寝て！今日は本当にありがとう！！」
目を覚ましたと思ったら、一気にまくし立てて車から降りてしまうAチャン
迎えに行ったというか、ちょっと違う理由で会いたかったんだけど…
「ちょっと待て！」
オレも急いで車から降りる
ここでそんなに疾風の如く帰られたら、オレが迎えに行った理由が…
「？？？」
立ち止まってくれたAチャンに、ダッシュボードから取り出したあるモノを差し出した
「あ…コレ…」
差し出したのは今日、Aチャンが意地張りながら１人で作った銀テープ
「1本だけくすねてきた(笑)」
「何で？」
「だってコレはAチャンが初めて任された仕事だったんだろ？」
「うん…」
「初めて任されてやりきった仕事がカタチに残ってるんだ…せっかくだから1本くらい大事に取っておけ(^^)」
降らせれば最後には棄てられてしまう銀テープ
でもコレはAチャンが一歩成長した証し
どうしても渡したかったから会いに行ったんだよ
「大事にしろよ(^^)」
「…うわ〜ん(泣)」
「ハハッ…泣くなよ(苦笑)」
「だって〜(泣)……！？」
泣いてる姿が余りにも可愛くて思わずAチャンを抱き締めた
「よく頑張りました(^^)」
「う〜…(泣)」
オレの腕の中にすっぽり納まって、オレの胸で泣いてるAチャン
ダメだとは思いつつもオレの顔は緩んでいた
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ちょん(プロフ) - りんさん» りんさん、こんばんは！やっと２人がくっつきました(笑)これからどんな２人になるのか…できれば波乱のない２人にしてあげたいです(≧∇≦)b (2017年12月3日 0時) (
レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - アツアツの2人になるのかな笑笑楽しみです(〃ω〃) (2017年12月2日 22時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - アツアツぎゅカッポー、兄さん大丈夫かな？ヒロインちゃん少しピンチ？な予感！ (2017年11月12日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - あは(〃ω〃)天然兄さん(〃ω〃) (2017年11月12日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん(プロフ) - りんさん» りんさん、いつもコメントありがとうございます！ヒロインちゃんの頑張りはまだまだ続きますよー(笑)今後もこのお話にお付き合いくださいm(_ _)m (2017年11月4日 21時) (レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょん
| 作成日時：2017年10月9日 23時
