君だけの１番～Chocolate Story～ (ページ10)

今日:2 hit、昨日:13 hit、合計:69,383 hit

10　DH ページ10

ﾍﾟﾝ『キャー！ヒチョルオッパがいる！！』

ﾍﾟﾝ『ドンへオッパも！！なんで！？』

ﾍﾟﾝ『チョコ選んでる！！』

ﾍﾟﾝ『ウソー！』

予想通りすぐペンたちに見つかって取り囲まれた(泣)

オレはこんな中でチョコ買うの？

てか、買えんの？

ﾍﾟﾝ『オッパたちチョコ買うの？』

HC『悪いか？』

ﾍﾟﾝ『なんで？誰かにあげるの？』

HC『そりゃオンマとかヌナとかにな』

ﾍﾟﾝ『えぇ！？オッパは貰う方でしょ？』

HC『別に男からやっても良いだろ？』

ヒョンはチョコを物色しながら普通にペンたちと会話してる

オレはヒョンがペンたちを引き付けてる間にさっさと選んじゃお！

それにしても可愛いのがいっぱいあるなぁ

値段だってピンキリだし

Aはどんなのが好きかな？

あんまり可愛すぎるのも子供っぽい？

ん～オレ的にはアレかアレだな～

ﾍﾟﾝ『ドンへオッパも買うの？』

ヤバい！

的がヒョンからオレに変わった？

と、思ったらオレに近付いてきたのは１人だけ…

DH『え？あ、う、うん…』

ﾍﾟﾝ『コレとか…あとコレも美味しいよ』

DH『へ？』

ﾍﾟﾝ『でもコレが一番良いかも』

その子が選んだのは見た目も値段もかなり大人っぽいチョコ

確かになんかAにあげるにはピッタリって感じがする

だけどこの子…中学生？高校生かな？

今時の子はこんな大人なチョコ買うんだ…

ﾍﾟﾝ『どう？オッパの彼女、喜びそう？』

DH『うん！…あ！え？え？』

ﾍﾟﾝ『やっぱり(笑)最近のオッパ見てたらなんとなく彼女いるのかなぁって』

DH『分かるの！？』

ﾍﾟﾝ『なんとなくだよ(笑)でもそっかぁやっぱりいるんだ…』

DH『…………………』

ﾍﾟﾝ『そのチョコあげて彼女とずっと仲良くしてね』

その子はそれだけ言って売り場を離れた

ペンには分かっちゃうのかな…

オレに大事な人がいるって……

HC『おい！決めたか？そろそろ限界だぞ』

DH『あ、うん！コレに決めた！』

HC『よし！さっさと会計して出るぞ』

オレが手に取ったのはさっきのあの子がオススメしてくれたチョコ

オレじゃなくて、他の女の子が選んだチョコなんてAは嫌がるかな…？

でもオレにとってあの子が選んでくれたチョコは、他のどんなチョコよりも特別に見えたんだ

　