君だけの１番～Chocolate Story～ (ページ12)

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約束通り速攻で仕事を終わらせて早く帰ってきたもんね♪

何食わぬ顔していつも通りAと夕飯

このあとAから手作りチョコを貰えるかと思うと…

オレからのチョコを渡すと思うと…

ニヤケる～(笑)

けど、我慢我慢！

全てがバレちゃせっかくのサプライズが台無しだ！！

DH・A『ごちそうさまでした！』

ご飯も食べ終わりいよいよその時が！

先ずはオレからチョコを渡そう

Aは今日の主役だからトリを飾ってもらわなきゃ！

DH『A！A！ちょっと座って！』

A『なに？後片付けしようよ』

DH『いいから！いいから～！』

A『なによ～』

Aをソファに座らせて、オレは床に正座

びっくりするかな？

びっくりするよね？

DH『ジャーン！オレからAにバレンタインのチョコで～す♪』

A『なにこれ～！！ドンへから？私に？』

やったぁ！！

びっくりしてる♪

A『なんで！？なんで私にチョコ！？』

DH『今日は大好きな人に愛を伝える日だから！』

A『ありがとう！！これドンへが買ったの？』

DH『そうだよ♪女の子でごった返してるお店で買うの大変だった(笑)』

A『買いに行ったの！？お店に！？』

ヒチョルヒョンに連れて行ってもらってね(苦笑)

そのお陰で特別なチョコに出会えたんだ

DH『そのチョコね…実はペンが選んでくれたんだ』

A『えぇ！？チョコ買ってるのバレたの！？』

DH『うん…でね？その子がこのチョコあげて彼女とずっと仲良くしてねって…』

A『そこまでバレたの！？』

DH『うん…最近のオレを見ててなんとなく分かったって…
だけどさ、ペンの子がオレの彼女へのチョコを選んでくれたって事は、オレにAがいても良いって認めてくれたのかなって…』

A『…………………………』

DH『そう思ったらこのチョコがすごく特別に見えたんだ…
たった１人だけど…ペンが認めてくれたって証のチョコなんだなぁって…』

それにあの子の“彼女とずっと仲良くしてね”って想いが込められてる気もする

A『そっか…うん…このチョコは特別だね…その子にちゃんと“ありがとう”はした？』

DH『あ！してない！』

A『…ったく…(呆)』

でもさ、オレとAがずっと仲良くして、いつかちゃんとした形で世間に公表出来た時…

それがあの子へのお礼になるんじゃないかな……

　