君だけの１番〜最上級の幸せ3〜

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DH『キレイでしょ♪』



気付いてくれた


オレが用意したクリスマスツリー



DH『普通のツリーも良かったんだけど、青く光るなんてオレたちのペンライトみたいじゃん♪即買いしちゃった(笑)』

A『買ったの？ツリーなら確か私持ってたのに…』

DH『絶対これが良かったんだ』



このツリーじゃなきゃダメだったんだ

青く光るツリー



DH『これさ、オレがステージから見る景色に似てるなって…』



オレたちのファンが作る青い海



DH『Aはさ、生で見たことないだろ？すっげー綺麗なんだよ？何度見ても感動する…だからこの青く光るツリーを見せたかったんだ』



こんなに綺麗な青い光をオレはいつも見てるんだよって


しかも部屋の片隅で光る青じゃなくて

大きな会場を埋め尽くす青い世界



A『見てみたいなぁ……』

DH『え？』

A『私も青い海が見たい』

DH『は？え？だってAは…』



ファンの為に格好良くなるオレは見たくないって…

まだそう思ってるでしょ？



A『私もドンヘが見てる景色を見たい』

DH『本当に！？コンサートに来てくれるの！？やったぁ！！』



一気にに上がるテンション

いつかオレたちのコンサートに来て欲しいなって思ってたけど

それはあくまでも“いつか”で…

まさか今そんな風に言ってくれるなんて！



DH『Aには最前列のど真ん中、特等席を用意してあげるね♪』

A『は！？そんなとこ嫌だよ！！』

DH『なぁんで〜？すっごい近くでオレを見れるんだよ？』



遠慮してる？

Aに特等席を用意することくらいみんな許してくれるだろうし…



A『私はスタンド席の一番後ろが良い』

DH『そんな遠いとこ？ステージからじゃAのこと見つけられないじゃん！』



それにそんな遠くからじゃ格好良いオレがよく見えないじゃん



A『私は青い海が見たいの！一番後ろなら全部見渡せるじゃん？しかも、ドンヘが立つステージよりも〜っと高いとこから♪』

DH『なんかそれズルイ…オレには絶対見れない景色じゃんか…』



ステージから見下ろせるのはアリーナで

スタンド席はいつも見上げるばっかり

オレだって全体を見下ろしてみたい



A『ドンヘが見るよりもっと綺麗な景色が見えるんだろうな♪』



まぁいいか

Aが見たいと思ったとこで見てもらって

それで楽しんでくれたり、感動してくれるなら

その方がオレも嬉しいや♬


　

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