君だけの１番〜最上級の幸せ3〜

17　you ページ17

眠い……

今日は仕事休みだからいつもより遅く起きたのに眠い！

お借りしてる部屋で

お借りしてるベッドで寝たからかな…

もうただひたすら眠い


ご飯も食べることなく

気付いたら夕方

まだまだ眠いけど取り敢えず着替えて顔を洗った


けど

な〜んにもすることないし…

この部屋だって家具は揃ってるけど

本もCDもDVDもない

本当にソレ専用なんだ…(///)

あのカンイン様が……



“ピンポ〜ン”



A『ぎゃっ！！』



改めてそんな事を考えてたらインターフォンが…

なに？

出ても良いの？

モニターを確認すると…



A『カンイン様！？』

KI『おう♪』



様子を見に来てくれたのかな？

はっ！

玄関でお出迎えしなくては！！



A『お疲れ様です！』

KI『お！お出迎えか？(笑)』



両手に沢山の荷物を持って表れたカンイン様

それは一体……



KI『なんも食うモン無かっただろ？だから色々買ってきた』

A『え！？』

KI『それにここにはなんも置いてねぇから暇だっただろ？本とか持ってきた♪マンガだけどな(笑)』



そんな事まで！？



A『そんな！お部屋を貸して頂いてるだけで…』

KI『そんな気を使うな！困った時はお互い様だろ？』

A『カンイン様〜！(泣)』

KI『なんだ？オレは神様か？(笑)』



神様仏様カンイン様です！

もうあなたのことを苦手なんて今後一切思いません！！



KI『今日は仕事休みだったんだろ？どっか出掛けたのか？』

A『いや〜それが眠くて眠くて…ずっと寝てました(苦笑)』

KI『ずっと！？一日中！？』

A『すんごく眠いんです(苦笑)』

KI『お前…それって…現実逃避？』

A『は？』



眠い事が…寝る事が現実逃避？



KI『今の状況を考えたくないから脳が勝手に寝ろって指令を出してんじゃねぇの？』



勝手に…？

今のっていうか、これからどうしようかって

ちゃんと考えなきゃいけないのは分かってる

それを考えたくないって自分自身が無意識にそう思ってるってこと？



KI『割と普通に見えてたんだけどな…やっぱダメージはデカいか…』

A『ダメージ……？』

KI『ドンヘと喧嘩したこと…内容は良く知らんけど、そんだけショックなこと言われたんだろ…』



ショック……


そうだ…


私…ショックなんだ


ドンヘに言われたこと

ドンヘが追い掛けてきてくれなかったこと


それがすごく悲しかったんだ……

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