11 DH ページ11
玄関先から動けないオレは
次から次へと溢れてくる涙さえ止められないでいる
何であんなこと言っちゃったんだろ…
何で追いかけられないんだろ…
“ガチャ”
玄関が開く音
戻って来てくれた!?
KH『すいません!僕、忘れ物を…って、え!?ヒョン!?なに!?何でこんなとこで泣いてるんですか!?』
オレの期待とは裏腹に玄関を開けたのはキュヒョンだった
KH『ヌナは!?ヌナ〜!!ヒョンが〜!!』
居るはずもないAをキュヒョンが呼ぶ
無駄だよ……キュヒョン……
DH『……Aは……いない……』
KH『は?買い物にでも出たんですか?あんなに酔ってたのに?』
DH『ううん……ヒョンの…イェソンヒョンのとこに…行っちゃった…』
KH『ちょ、ちょっと待ってください!何があったんですか?とりあえず中に…』
キュヒョンに促されリビングに戻り
オレはAが出て行った経緯を話した
KH『……何でそんなこと…』
DH『…Aが…あまりにもヒョンに頼りきってて…Aはオレじゃなくて…ヒョンなのかなって…』
KH『んなわけないじゃないですか…ヌナはドンヘヒョンだけを好きなんですよ?それに誰もそんな風にあの2人を見てないです』
DH『そんなの分かんないだろ…』
Aの気持ちはもうオレには無いかもしれない
A自身、気付いてないだけで
本当はヒョンに気持ちが向いてるのかもしれない
KH『ヌナが言ったんですか?ドンヘヒョンよりイェソンヒョンの方が好きだって』
DH『……言わない』
KH『だったら何でそんなこと考えるんですか?
何でヌナにそんなこと言ったんですか?
そんなに今のヒョンにはヌナの気持ちが見えてないんですか?』
DH『…………………』
KH『はぁ……あの時、ヒョンは僕に何て言ったか覚えてますか?』
DH『あの時……?』
KH『“Aは誰にもあげない”
“絶対に離れない”
そう言いましたよね?』
言った……
キュヒョンなんかに渡すもんかって思った
KH『なのに…そんなに簡単にイェソンヒョンにあげちゃうんですね…
そんなに簡単にヌナを手放しちゃうんですね…』
DH『そんなの本気で言ったわけじゃない!馬鹿なこと言ったって後悔してるんだ!!』
KH『僕がどれだけあの人が欲しかったか分かりますか!?
僕がどんな気持ちであの人に振ってもらったか分かりますか!?
……こんな事ならあの時、無理にでもヒョンから奪えば良かった……』
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ちょん(プロフ) - ようこさん» ようこさんっ!もう良いよね?もうそろそろ甘々モードに戻っても!(>。<)ドンへくん、頑張ってくれるかなぁ?ほんの少し不安です(^^;) (2015年1月15日 21時) (レス) id: 9ec2ce0bbc (このIDを非表示/違反報告)
ようこ(プロフ) - ぬぅぅーー !ドンヘ頑張れ!!つかカンインホントにありがとう!!感謝の気持ちでいっぱい( ´艸`) ちょんちゃーーーん待ってるよ!甘い二人を待ってるんだからねwww (2015年1月15日 10時) (レス) id: 12ac2e3c23 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさん!私も彼らよりヌナなのでカンインをオッパと呼びたいその気持ち凄くわかります!(≧▽≦) (2015年1月13日 20時) (レス) id: 9ec2ce0bbc (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - カンインオッパ~!私、彼らよりもだいぶヌナだけどカンインだけはオッパと呼びたい。うんうん。ジャイアンは強いだけじゃないんですよね。オッパのパスをちゃんとアホの子が拾ってくれる事を願います。「ヒョンが何で… 」っていじけたり拗ねるのはナシだよ。 (2015年1月13日 1時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
ちょん(プロフ) - ようこさん» ようこさん!遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!今年も1番シリーズを宜しくお願いしますm(_ _)mグダグダと続いてるお話しですが、気長にお付き合いくださいσ(^_^; (2015年1月10日 23時) (レス) id: 9ec2ce0bbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょん | 作成日時:2014年12月9日 21時