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「やだって…？何が？…え？！もしかしてバレてる…？」
Aは、目をキョトンとさせ俺を見てる。
「俺さ…この前、会った時に電話で話してたの聞いちゃったんだよね…」
「なんだーそっかぁ…知ってたんだぁ…嫌なら嫌ってゆってくれたら良かったのにな…あ！でも実際に見てみたら気に入ってくれるかも」
「は？何言ってんの？絶対にどんな奴でも気に入らねぇし！」
「ね、お願い！トミーこっち見て…」
上目遣いしてもダメだし
「ふざけんなって！」
「お願い一目だけでも。ね？」
そう言って、持っていたカゴを俺の目の前にグッと突き出した。
「何？…へ！？」
目の前のカゴが、少し開いたと思ったら…
すんげぇ、ちっこい子犬が顔をピョコンと出した。
「い、犬…？」
「えへへへ…カッワイイでしょ？なんかさ、トミーに似てない？」
「え…？俺？」
「この前、待ち合わせした時にさ駅前のペットショップにいたんだよねぇ！！もうさ一目惚れしちゃって」
「も、もしかして…運命の出会いってやつ？」
「そうそう(笑)トミーに飼うの相談してから買うつもりだったんだけど、やっぱり我慢できなくて…犬…嫌い？」
俺…今、ものすごく間抜けな顔してるんでしょうね。
人間の男じゃなくて、まさかの犬だった。
体中の力が一気に抜けて、精一杯平静を装って
「犬…好き……」
って返事するのでいっぱいいっぱいだった。
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aja(プロフ) - シュガーブレットさん» ありがとうございます！！！もったいないお言葉です。。 (2018年1月20日 18時) (
レス) id: 81a18ccbb6 (このIDを非表示/違反報告)
シュガーブレット(プロフ) - 流石ajaさん…( ;∀;)感動で目から汗が止まらない…こんな素敵な作品をありがとうございました！ (2018年1月20日 15時) (レス) id: 546a702772 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aja | 作成日時：2017年5月18日 5時
